M-Audio モニタースピーカー BX3のレビュー
M-Audioのアクティブスピーカー、BX3は、音楽制作やゲーミング、さらにはポッドキャストやライブ配信にも最適なプロフェッショナル・クオリティのスタジオモニタースピーカーです。今回はこのスピーカーの魅力と気になる点を詳しくレビューしていきます。
まず、このスピーカーの最大の特長はその120Wのパワーです。音質の良さはもちろん、迫力のあるサウンドを提供してくれます。特に低周波ドライバーにはブラックケブラー素材が使用されており、深みのある音を実現しています。また、1インチのナチュラル・シルクドーム・ツイーターが搭載されているため、高音域もクリアに表現されます。音楽制作やDJプレイでの使用において、このスピーカーの音質は非常に満足のいくものでした。
さらに、BX3には高音と低音を調整できるHigh & Low EQが搭載されており、自分の好みに合わせた音質調整が可能です。この機能のおかげで、特定のジャンルの音楽に合わせた微調整ができるのは大きな利点です。また、リアポートによる低周波レスポンスの向上も、より没入感のあるサウンド体験を提供します。
以下は、私が実際に使用した際の評価項目です。
| 評価項目 | 評価 |
|————–|————|
| デザイン | ★★★★☆ |
| 機能性 | ★★★★☆ |
| 価格満足度 | ★★★☆☆ |
| 総合評価 | ★★★★☆ |
デザイン面では、シンプルながらもスタイリッシュな外観が魅力的です。どんな部屋にも合うデザインなので、インテリアとしても問題ありません。しかし、若干の重さがあるため、持ち運びには注意が必要です。
気になる点としては、接続端子の多様性があるものの、RCA入力端子が主で、XLRやTRS端子がないため、プロフェッショナルな環境では少し不便に感じるかもしれません。また、音量を最大にすると、わずかなノイズを感じることがあり、特に静かな環境では気になるポイントです。
最後に、BX3にはMPC Beatsが付属しており、さまざまなバーチャルインストルメントやオーディオFXプラグインが収録されています。これにより、音楽制作の幅が広がり、初心者でも手軽にクリエイティブな作業に取り組むことができます。
総じて、M-AudioのBX3は、音質、機能性、デザインの全てにおいて高いレベルを誇るモニタースピーカーです。音楽制作やゲーミングに興味がある方には、ぜひ一度試していただきたい商品です。
