買ってはいけないブロードバンドルーター!その理由は?

ネット回線とブロードバンドルーター、デバイスの接続のイメージ

あれ、動画が止まっちゃった

光回線を利用しているにも関わらず、子供がオンライン授業などでパソコンを使うようになると、

「動画が途中で止まることがしばしばある」

「データのダウンロードが遅く感じる」

「オンライン授業中にフリーズしてしまう」

といった不満が子供から聞こえてくることがあります。

ウイルスが侵入しようとしているイメージ

さらに、妻からは

「子供が使うからセキュリティ面が心配だ」との声が上がり、どのように対処すれば良いのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

ブロードバンドルーターのイメージ

そこで、ぜひお勧めしたいのが、ブロードバンドルーターです!

ブロードバンドルーターは、高度なセキュリティ機能を搭載したルーターの一種で、特にファイアウォール機能が充実しています。

また、動画や音楽といった大容量データを迅速に通信することができる特長を持っています。

以下に、ブロードバンドルーターの重要な機能や選ぶ際のポイントについて詳しくご紹介します。

ブロードバンドルーターとは?特徴を紹介!

ファイアウォールのイメージ

ブロードバンドルーターの最も大きな特徴は、ネット回線側(以下WAN側)とローカル側(以下LAN側)がしっかりと分離されている点です。

これにより、外部からの不正アクセスを防ぐためのファイアウォールとして非常に効果的に機能します。

一般的なルーターにはファイアウォールが搭載されていないことが多く、外部からの侵入を防ぐことが難しいのです。

ネットワークと通信しているイメージ

さらに、ブロードバンドルーターにはIPマスカレード機能も搭載されています。

この機能は、WAN側とLAN側のポート番号を変換し、送信元のデバイスを特定しにくくする役割を果たします。

ただし、これらのセキュリティ機能は主にローカル側への侵入を防ぐことを目的としており、

フィッシング詐欺のイメージ

ネット上で横行しているフィッシング詐欺などの手口には、残念ながら対応することができません。

したがって、セキュリティを強化するためには、別途セキュリティ対策ソフトとの併用が不可欠です。

セキュリティが万全なパソコンのイメージ

買ってはいけないブロードバンドルーターは?選択のポイントを紹介!

調子よく動いている

ブロードバンドルーターを選ぶ際には、ポートの仕様が重要なポイントとなります。

ポートの仕様

ポートは主にWAN側とLAN側の2種類に分類されます。

WAN側ポート

ブロードバンドルーターとONU

WAN側ポートは、ネット回線と接続するためのポートであり、非常に重要です。

WAN側ポートの通信速度は、契約しているネット回線の仕様に依存します。

ネット回線のイメージ[/caption>

主な光回線の通信速度は以下の3種類が一般的です。

  1. 1000Mbps=1Gbps
  2. 2000Mbps=2Gbps(一部回線事業者に限る)
  3. 10000Mbps=10Gbps(一部回線事業者が提供する地域に限る)
契約しているネット回線の通信速度に合った仕様のポートを選ぶことがとても重要です。
ブロードバンドルーターを選ぶ前に、必ず自身の回線の通信速度を確認してください。ここを誤ると、購入後にブロードバンドルーターが正常に機能しなかったり、通信速度が期待外れになるといった問題が発生します。

LAN側ポート

LAN側ポートは、有線ポートと無線機能(Wi-Fi)の2つの種類があります。

[caption id="attachment_28619" align="alignnone" width="500"] 有線接続のイメージ[/caption>

[caption id="attachment_28620" align="alignnone" width="500"] Wi-Fi接続のイメージ

一部の機種では、両方の機能が搭載されている場合もあります。

有線ポート

有線接続のブロードバンドルーター

有線ポートは、デバイスとケーブルを使って接続するためのポートです。

この接続方式の大きな利点は、電波の状況に影響されることなく、安定した通信が可能である点です。

しかし、デメリットとしては、ケーブルを配線できる範囲に設置場所が制限されることがあります。

有線接続のブロードバンドルーター 2[/caption>

有線ポートの通信速度は以下の6種類が一般的です。

  1. 10Mbps
  2. 100Mbps
  3. 1000Mbps=1Gbps
  4. 2500Mbps=2.5Gbps
  5. 5000Mbps=5Gbps
  6. 10000Mbps=10Gbps
一般的には1000Mbpsの通信速度を選ぶことをお勧めします。
ただし、1000Mbpsの通信速度を選択しても、接続するデバイスが100Mbpsの通信仕様であれば、最終的な通信速度は100Mbpsに制限されますので、機種選定の前にデバイスの通信仕様を確認することが非常に重要です。
有線ポートの数は、現在使用中のデバイスに将来の拡張分を加えた数が理想的です。また、有線ポートは設定やメンテナンスにも役立つため、少なくとも1ポートは確保しておくことをお勧めします。

[caption id="attachment_28705" align="alignnone" width="300"] 有線ポートとWAN側ポート

Wi-Fi

Wi-Fi接続のイメージ

Wi-Fiは、デバイスと無線で接続するために使用される機能です。

この接続方式の大きなメリットは、電波が届く範囲内であれば設置場所に制限がなく、自由に使用できることです。

一方で、デメリットとして、通信環境によっては電波が途切れてしまう可能性があります。

Wi-Fi接続のブロードバンドルーター

代表的な通信速度は以下の通りです。
Wi-Fiの通信速度と周波数帯

  • Wi-Fi 4:600Mbps:2.4GHz帯/5GHz帯
  • Wi-Fi 5:6.9Gbps:5GHz帯
  • Wi-Fi 6:9.6Gbps:2.4GHz帯/5GHz帯
デバイスに搭載されているWi-Fiの仕様を確認することをお忘れなく。
Wi-Fiを活用してスマートフォンと接続し、自宅では光回線を利用し、外出先ではモバイル回線を使うことで、スマートフォンの通信費を効率的に節約することが可能です。

光回線でスマートフォンを使用

通信費が下がって喜んでいる

両機能搭載機種

両機能搭載機種のイメージ

有線ポートとWi-Fiの両方の機能を兼ね備えた機種です。

このタイプの大きなメリットは、有線ポートとWi-Fiの両方の機能を同時に利用できるため、設置の自由度が高まる点です。

デメリットとしては、両方の機能が搭載されているため、価格が少し高めになる可能性があります。

使い方が明確でない場合には、両機能搭載機種を選ぶことを強くお勧めします。
両機能搭載機種にはWi-FiのON・OFF機能が装備されており、Wi-Fiを使用しない場合はOFFにし、使用する際だけONにすることも可能です。

まとめ

奥さんとこどもが学習している

この記事では、ブロードバンドルーターの特性や選び方に関するポイントについて詳しく解説しました。

ポートの仕様によって、利用シーンや使い勝手は大きく変わることがあります。

オンライン授業で一生懸命に勉強している

ブロードバンドルーターは、あなたのニーズや使用方法に応じて慎重に選ぶことがとても重要です。

この記事を参考にして、購入すべき製品と避けるべき製品をしっかりと見極めて、快適なインターネット環境を実現してください。

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