えっ?本当にそうなの?
〝ペットボトルのお茶を毎日飲むのは本当に良くないの?〟

ペットボトルのお茶は、手軽に入手できるだけでなく、健康的で経済的な選択肢として非常に便利で魅力的です。
仕事や家庭の忙しい毎日の中で、お茶を自分で沸かして飲むための時間を確保するのは、なかなか難しいことが多いですよね。
外出中に喉が渇いた瞬間、コーラやサイダーの甘さはちょっと受け入れがたいし、ダイエットを考えると、
ただの水では何か物足りなさを感じてしまうこともあります。
そんな時、ペットボトルのお茶はまさに理想的な選択肢として役立ちます。
特に暑い夏の季節には、麦茶が豊富に含むミネラル成分が熱中症の予防に役立ち、食事の際には黒ウーロン茶がダイエットに良い効果があると言われています。お茶には多くの効能があり、そのため非常に魅力的な飲み物です。
私自身も季節や場所に関係なく、コンビニやスーパーでペットボトルのお茶をよく購入してきました。
しかし、実はそのペットボトルのお茶を毎日飲み続けることによって危険なリスクが潜んでいるということを知っておく必要があります。
えっ?そんなことは考えられない!と驚く方もいるかもしれませんが、なぜ危険が存在するのか、少し詳しく説明させていただきます。
合成ビタミンCの存在
自宅でお茶を沸かすと、時間が経つにつれてそのお茶が濁ったり、底に沈殿物ができたりすることがあるのをご存知でしょうか。
一方で、ペットボトルのお茶ではそのような現象はほとんど見られないのです。
その理由は、ペットボトルの裏側に隠されています。
お茶のペットボトルのラベルをよく見てみると、ビタミンC(酸化防止剤)という表記がされています。
えっ?ビタミンCは健康に良いのではないかと思うかもしれません。
確かに、レモンなどの天然由来のビタミンCは、体内の活性酸素を除去する抗酸化作用があり、一般的には体に良いとされています。
しかし、ペットボトルのお茶に含まれているビタミンCは、人工的に合成された化合物「アスコルビン酸」という添加物なのです。
この「アスコルビン酸」は、実は人間の体内で逆に活性酸素が増加するリスクがあることが示唆されています。

活性酸素が体内で増えすぎると、病気にかかりやすくなったり、白髪やシワが増えるなど、老化が進行する原因になると考えられています。
また、製品コストを抑えるために、海外から質の低い原料が使われていることもあります。
その中には遺伝子組み換え作物から抽出された成分も含まれており、今後どのような影響が人間に及ぶかは不透明な状況です。
残留農薬の懸念
実は、日本の残留農薬に関する規制は、世界的な基準と比較すると非常に緩やかなものとなっています。
例えば、一部の農薬については、ヨーロッパの基準に対して600倍も緩いという驚くべき事実があります。
当然のことながら、日本のお茶にも農薬が使用されています。

お茶の栽培によく使用される農薬の一つに「ネオニコチノイド」があります。
この名称は、タバコに含まれている「ニコチン」と同じ系統の化学物質に由来しています。
この農薬は効果が長持ちするため、世界中で広く利用されていますが、環境への影響や体内に残留する危険性から、すでに禁止されている国も存在します。
日本では、あくまで予防的な方針よりも、問題が発生してから禁止する方針が取られているため、現在のところ利用制限は行われていません。
現時点では明確な人体への影響は報告されていませんが、農薬散布時期に頭痛を訴える人がいるなどの事例も見られ、一部では哺乳類や鳥類への被害が報告されています。
今後、人体に対する影響がないとは断言できないのが現状です。
ペットボトルの危険性
お茶に含まれる残留農薬だけでなく、ペットボトル自体も合成化合物から作られています。
ペットボトルを製造する際には「アンチモン」という化学物質が使用されています。
そして、この「アンチモン」が微量ながら、ペットボトル使用中に溶け出す可能性があるという研究結果が報告されています。
この「アンチモン」は、人体に対して発がん性のある物質として知られています。
現在、人体に対する具体的な被害の報告は世界中で確認されていません。
したがって、〝ペットボトルを飲む=ガンになる〟と断言することはできませんが、
ただし、人生が100年時代と言われる昨今において、
10年後、20年後の健康を考えると、少し注意を払うことが重要だと思います。
まとめ
私自身も今回の調査を通じて、これまで健康のために選んできたお茶に対する見解が大きく変わり、少し驚きと残念さを感じました。
ただし、〝ペットボトルのお茶を飲む=ガンになる〟と断言することはできないのです。
あくまで、毎日・複数本・長期間にわたり飲み続けることが、リスクを伴うかもしれないということを理解していただきたいのです。
夏の厳しい暑さの中でペットボトルのお茶を控えることで、熱中症や脱水症状になるのでは本末転倒ですし、水分補給は季節を問わず必要不可欠です。
私自身も、お茶を沸かす時間がないときには、今後もペットボトルのお茶を利用し続けるつもりです。
ただし、お茶は時間が経つことで劣化したり腐る性質を持っています。
そのため、品質を保つためにお茶だけでなく、他の様々な食品にも化合物が使用されているのです。

仕事や家庭で多忙な日々を送る中でも、少し時間を持てるときには、自宅でお茶を沸かし、それを水筒に入れて持ち運ぶことを心がけたいと思っています。
コメント
ペットボトルのお茶を長年飲み続けると
腎臓に悪影響を与えるという事は
無いですか?