象印マホービン STAN.の深型プレートで広がる料理の世界を実感する徹底レビュー
象印マホービンのホットプレート「STAN.」は、1枚タイプでありながら深さ4cmの深型プレートを搭載している点が大きな魅力です。焼く、煮る、そして煮込み料理までを同じ台でこなせる設計は、キッチンのスペースを有効活用したい人にとって非常に頼もしい存在。日常のメニューをレパートリーに加える手間を減らしてくれることで、時間をかけずに多彩な料理が楽しめます。
付属のレシピブックは20メニューを収録しており、慣れない料理にも挑戦しやすいのが特徴です。新しい味の組み合わせを見つける過程で、食卓が自然とにぎやかになるのを実感できます。台座周りの設計にもこだわりが感じられ、トリプルチタンセラミックコートの遠赤平面プレートは耐久性が高く、焦げつきにくい点が安心感につながります。これにより、こびりつきのストレスを大幅に減らせます。
安全面も抜かりはありません。プレートのふちに直接手が触れにくい本体ガードは、家族と使用する場面でも安心感をもたらします。温度調節の操作性を工夫した「カチッと温度調節プラグ」は、扱いやすさと安定性を両立。レシピブックスタンドとして使える機能性も、キッチンの作業効率を高めるポイントです。さらに、コンパクトに収納できる設計と絡みやすいコード形状を考慮した2.5mロングコードは、テーブル周りの自由度を広げます。
日常の使い勝手をさらに高めるのが、樹脂ヘラのセット。お好み焼きや具材の取り分けもスムーズで、深型プレートの活用範囲が確実に広がります。カンタンに洗える点も大きな利点で、丸洗いしやすい設計は、忙しい日の家事負担を軽くしてくれます。2.5mという長めのコードは、電源の位置に束縛されずに配置できる点も高評価です。
このSTAN.は、料理の自由度と日常使いやすさを両立させた点が大きな魅力です。ただし、深型プレートの特性上、重量感はどうしても感じられる場面があります。厚みのある鍋や器具を使うと、少し持ち上げる動作が必要になることも。とはいえ、デザイン性と機能性のバランスは優れており、長く付き合える相棒になる予感がします。新しい料理の試みや、家族みんなでの食卓の固定費を抑えたい方には特におすすめです。




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