買ってはいけない?d000電気グリル鍋レビュー

買ってはいけない?d000電気グリル鍋レビュー

深型3枚プレート搭載の電気グリル鍋を徹底レビュー:多機能を家族で活かす使い勝手とは

この電気グリル鍋は、深鍋プレートグリルプレート、そしてたこ焼プレートの3枚がセットになっており、脱着式での取り替えが可能です。朝食から夕食まで、献立の幅を拡げてくれる多機能さが第一印象です。料理の幅は広く、深さ7.5cmの深鍋は煮込み料理や鍋物にも適しており、グリルプレートは魚や肉の焼き物、たこ焼プレートはおやつ代わりの一品づくりに活躍します。温度調整は切を含め、約80℃から約220℃まで細かく設定可能で、調理の幅が実感として広がります。さらに、本体のヒーターは熱板式のため安定した加熱が期待でき、1300Wのハイパワー運用は短時間の供給にも強みを感じさせます。デザインはシンプルながら、ガラス蓋付きという点が清潔感と使い勝手を両立しています。

使ってみて特に良いと感じた点は、深鍋プレートの深さと安定感です。深さ7.5cmの鍋は煮込みの味をしっかり閉じ込め、野菜の水分も逃がしにくい設計。これにより鍋料理だけでなく、煮込み系のソースを長く煮詰めたいときにも重宝します。 グリルプレートは薄く高温での焼き上げが得意で、表面の焼き色を均一に出しやすいのが印象的です。焼肉や魚の脂の滴りを抑えつつ、表面を香ばしく仕上げる手応えがあります。さらに、たこ焼プレートは穴の配置が21個と適度なサイズ感で、均一に焼き上がるのを手元で確認できる点が嬉しいポイントです。これらのプレートはすべて取り外しができ、洗浄性が高いフッ素加工コーティングにも触れるたび信頼感が増します。

サイズ感にも納得感があります。約幅367×高さ180×奥行320mmというボリュームながら、本体重量約3.2kgは頑丈さと安定感の証。取扱説明書に従って正しく組み立てれば、厨房の限られたスペースでも収納しやすい設計です。コード長さは約1.4mと長めで、キッチンのコンセント位置を選ばずに使用できるのもうれしいポイント。電源はAC100V、50/60Hz対応のため、実家や友人宅のコンセントにも比較的適合します。

一方で気になる点も正直に挙げておきます。まず本体のサイズ感ゆえに置き場所を選ぶ点です。キッチンの作業台を占有するため、普段の料理以外の用途で使うときはスペースの確保が課題になる場面があります。加えて、高出力の1300Wは調理時間を短縮してくれますが、同時に電力消費が大きくなるため長時間の連続使用では若干の発熱とキッチン周辺の温度上昇を感じることがあります。後片付けの際には、3枚のプレートを全て外して洗う必要があり、少し手間に感じる場面も。とはいえ、脱着が利便性を高めているため、日常使いでの手間は許容範囲内です。総じて、家族の多い家庭や、休日のイベント的な食卓を華やかにしたい方には特に合うモデルだと感じます。

温度域の広さも魅力のひとつです。温度調整は切、約80℃、約120℃、約180℃、約220℃と段階的に設定でき、煮物は80℃前後でじっくり、焼き物は220℃の高温で表面を香ばしく仕上げるといった使い分けが容易です。深鍋で煮込む時間を短縮したいときは、事前に水分と旨味をしっかり含ませた状態で投入すると、素材の味がより引き立ちます。お手入れはプレートごと分解して洗浄でき、フッ素加工コーティングのおかげで食材のこびり付きを抑えやすい点が助かります。頻繁に鍋料理と焼き物を組み合わせる我が家には、まさに「1台で複数の役割を果たす」このタイプがフィットしました。

最後に総評として、深鍋プレートグリルプレートたこ焼プレートの3枚が主役の本機は、機能性・汎用性・清掃性の三拍子が揃っています。家族の人数が増える季節やイベント時には特に力を発揮します。日常使いとしては、スペースと電力を多少必要としますが、それを補って余りある使用感と満足感を得られるでしょう。長所と短所を理解したうえで、料理好きの家庭に自信をもっておすすめできる一台です。

評価項目評価
デザイン★★★★☆
機能性★★★★☆
価格満足度★★★☆☆
総合評価★★★★☆
\ポイント最大11倍!/
楽天市場
\ポイント5%還元!/
Yahooショッピング

コメント

タイトルとURLをコピーしました