忙しい毎日に頼れる時短家電、シャープの過熱水蒸気オーブンレンジで料理の幅を広げる
このレビューは シャープ の 過熱水蒸気オーブンレンジ 23L ブラック版、RE-SS8C-B の実機を基にまとめました。外形寸法は 幅500mm × 奥行380mm × 高さ345mm、庫内有効寸法は 幅320mm × 奥行290mm × 高さ225mm。質量は約 13kg、庫内容量は 23L です。
この機種は オーブン温度調節範囲:110~250℃、発酵機能は 35・40・45℃ の設定が用意されており、自動メニュー数は 53 と、日常の料理はもちろん、パン作りや蒸し料理まで幅広く対応します。加熱方式は スチーム+ヒーター加熱、スチームカップ式が採用されており、焼き色と内部の水分バランスを同時に管理できる点が大きな魅力です。
日常の使い勝手については、デザイン性と操作性のバランスが良いと感じました。庫内の広さは 23L という実用域で、平焼きパンやピザトースト、グリル料理をコンパクトなキッチンでこなせます。付属品は 角皿、スチームカップ、クックブック と、すぐに調理を開始できるセットが揃っています。使い始めの設定は直感的で、スチームの切り替えや温度・時間の組み合わせを試すだけで、さまざまなレシピを試せる点は高評価です。
評価項目 | 評価 |
---|---|
デザイン | ★★★★☆ |
機能性 | ★★★★☆ |
価格満足度 | ★★★☆☆ |
総合評価 | ★★★★☆ |
良い点は、まず スチーム機能 が搭載されている点です。スチームにより肉厚の食材も内部までジューシーに仕上がりやすく、オーブンだけでは出ないやさしい焼き上がりを手軽に実現できます。もう一つは、53の 自動メニュー がある点で、日常の調理の手間を大幅に削減してくれます。パン作りの発酵設定も細かく分かれており、初心者でも失敗を減らせるのが魅力です。
ただし気になる点としては、容量は 23L 程度と日常使いには十分ですが、大家族でのパン作りや大きな焼き物を頻繁に作る場合には物足りなく感じるかもしれません。付属のクックブックやメニューを活用する前提で、レシピの幅を自分好みにカスタマイズするには少しコツが要ります。また、機能が多い分、操作に慣れるまで時間がかかる場面もあるため、初期の設定や使い方を丁寧に覚えることが重要です。
総じて、キッチンの時短化を強力に進めたい人には強い味方となるモデルです。外観の質感や静音性も含め、日常の朝食から夕食まで幅広く活躍します。次の買い替え候補として検討する価値は十分あります。