買ってはいけない?オーディオテクニカAT-LP8Xレビュー

買ってはいけない?オーディオテクニカAT-LP8Xレビュー

オーディオテクニカ AT-LP8Xのレビュー

オーディオテクニカの新しいセミオートダイレクトドライブターンテーブル、AT-LP8Xを手に入れました。レコードプレーヤーの中でも特に魅力的な特徴が多く、音楽を愛するすべての人にとって素晴らしい選択肢です。実際に使用してみて感じた点や評価をお伝えします。

まず、最も注目したいのは、再生終了時の自動停止機能です。レコードの再生が終わると、自動的にトーンアームが上がり、プラッターが停止します。この設計は、レコードや針を守るための安心設計で、非常に便利です。特に、オートストップ機能のタイミングが33-1/3・45・78回転それぞれに最適化されている点が素晴らしいです。手動操作も可能ですが、オートストップ機能に頼ることで、より快適なリスニング体験が得られます。

次に、トーンアームの質にも注目です。247mmの有効長を持つトーンアームは、VTA調整が可能で、音質の向上にも寄与します。オーディオテクニカ伝統のJ字型トーンアームは、音楽の深みを引き出してくれる頼もしい存在です。

さらに、標準装備のVMカートリッジ『AT-VM95E』は、非常に高性能です。このカートリッジは、オーディオテクニカが50年以上の経験をもとに開発したもので、音へのこだわりが感じられます。交換針の互換性もあり、自分好みの音質を追求できるのも大きなポイントです。

評価表

| 評価項目 | 評価 |
|————–|————|
| デザイン | ★★★★☆ |
| 機能性 | ★★★★★ |
| 価格満足度 | ★★★★☆ |
| 総合評価 | ★★★★★ |

もちろん、良い点だけではなく、気になる点もあります。サブカウンターウエイトが付属していますが、標準のカウンターウェイトだけで使用する場合の範囲が少し狭いと感じました。また、設置時にスペースを取るため、狭い部屋には少し不向きかもしれません。ですが、全体的には非常に満足度の高い商品です。

最後に、オーディオ用に専用設計された低ノイズ電源は、音質に大きな影響を与えています。フォノイコライザー回路を介さずに信号をダイレクトに伝送することで、クリアな音質を実現しています。

総じて、オーディオテクニカのAT-LP8Xは、デザインや機能性、音質において非常に優れたターンテーブルです。音楽を愛するすべての人におすすめできる一品です。レコードの魅力を存分に楽しむことができるでしょう。

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