ONKYO K-185-S カセットデッキのレビュー
音楽を愛する皆さんにとって、カセットデッキは懐かしいアイテムかもしれませんが、最近のデジタル時代でもその価値は色褪せていません。特に、ONKYOのK-185-Sカセットデッキは、シンプルながらも高機能な仕様が魅力的です。このレビューでは、K-185-Sの魅力や気になる点について詳しくお伝えします。
まず、K-185-Sの最大の特徴は、シンクロ録音機能です。MD-105やK-505との接続で、CDやカセットからの録音が非常にスムーズに行えます。再生機のPLAY操作だけで録音が始まり、再生終了にも連動するので、操作が簡単です。特に、CD→カセットやカセット→MDといった異なるメディア間での録音が可能なのは大きなポイントです。
次に、CD編集ダビング機能も見逃せません。CR-185Xと接続すれば、CDからテープへの録音がワンタッチで可能で、テープの頭出しや録音レベルの設定も自動で行われます。これにより、面倒な設定を考えることなく、手軽に好きな曲をテープに録音できるのは非常に便利です。また、途切れる曲を削除するためのFADEモードや、B面に録音し直すALBUMモードも用意されており、よりクリエイティブな編集が楽しめます。
ここで、K-185-Sの評価を以下に示します:
| 評価項目 | 評価 |
|————–|————|
| デザイン | ★★★★☆ |
| 機能性 | ★★★★★ |
| 価格満足度 | ★★★★☆ |
| 総合評価 | ★★★★☆ |
デザイン面では、シンプルでありながらもスタイリッシュな外観が好評です。インテリアに馴染む色合いと形状で、使わない時でも部屋のアクセントになってくれます。機能性に関しては、シンクロ録音やCD編集ダビングなど、多彩な機能が揃っており、満足度は非常に高いです。ただし、操作が初めての方には少し戸惑うかもしれません。
一方で、気になる点もあります。例えば、テープの巻き戻しや早送りがやや遅く感じることがあるため、急いでいる時には少し不便に感じることも。しかし、音質や録音の精度に関してはドルビーB/C NRやドルビーHX PROが搭載されているため、非常にクリアで高品質な音を楽しむことができます。
全体的に、ONKYO K-185-Sカセットデッキは、音楽愛好家にとって非常に魅力的な商品です。特に、懐かしいカセット音源をデジタルな環境に持ち込むことができるのは、大きな魅力です。もちろん、完璧な製品ではありませんが、その機能性とデザイン性を考慮すると、非常にコストパフォーマンスに優れた選択肢と言えるでしょう。
ぜひ、K-185-Sを手に取って、その魅力を体感してみてください。音楽の楽しみ方が広がること間違いなしです!