TASCAM TEAC タスカム ティアック CD-RW750 業務用CDレコーダーのレビュー
TASCAMの業務用CDレコーダー、CD-RW750は、音楽制作や録音において非常に高い性能を発揮するモデルです。この製品は、24ビットAD/DAコンバーターを搭載しており、アナログおよびデジタルの入出力が充実しているため、プロの現場でも安心して使用できます。
このCDレコーダーの最も大きな特徴は、幅広いメディアや入力ソースに対応している点です。CD-DA、CD-R、CD-RWなど様々な形式に対応しており、さまざまな環境での使用が可能です。特に、前モデルのCD-RW700からの進化により、多くのプロフェッショナルが期待する機能が盛り込まれています。
以下に、私が実際に使用してみた感想を、評価項目に分けてまとめてみました。
| 評価項目 | 評価 |
|————–|————|
| デザイン | ★★★★☆ |
| 機能性 | ★★★★★ |
| 価格満足度 | ★★★☆☆ |
| 総合評価 | ★★★★☆ |
まず、デザインについてですが、CD-RW750はシンプルでありながらもプロフェッショナルな印象を与えます。ラックマウントサイズで、2Uのスペースを取るため、使い勝手も良好です。シンプルなデザインは、どのようなスタジオ環境にもフィットしますが、もう少しカラーバリエーションがあれば嬉しかったかもしれません。
次に、機能性については、特に
フェードイン/アウト機能
や
Auto Track機能
が便利です。録音時に1秒単位でフェードイン/アウトの時間を設定できるため、音楽の仕上がりがよりプロフェッショナルになります。また、シンクロ録音機能も非常に便利で、音の始まりで自動的に録音を開始するため、余計な操作が不要です。特に録音の際に手間を省ける点が高評価です。
ただし、気になる点もいくつかあります。例えば、デジタル領域での録音レベル調整機能は便利ですが、やや複雑な操作が必要なため、初心者には少し敷居が高いかもしれません。また、イレース機能やアンファイナライズ機能も搭載されていますが、これらの機能を使う機会はそれほど多くないかもしれません。
総合的に見て、TASCAM CD-RW750は、プロフェッショナル向けの高機能CDレコーダーとして非常に優れた選択肢です。特に音質や機能性にこだわるミュージシャンやスタジオにはぴったりの製品と言えるでしょう。ただし、初心者が扱うにはやや難しい部分もあるため、ある程度の知識が必要かもしれません。
このCDレコーダーを使うことで、音楽制作の幅が広がることは間違いありません。音質を重視する方には特におすすめの製品です。