買ってはいけない?ONKYO TX-SA607(S)レビュー

買ってはいけない?ONKYO TX-SA607(S)レビュー

ONKYO HDサラウンド対応AVセンター TX-SA607(S) レビュー

ONKYOが提供するHDサラウンド対応のAVセンター、最大出力185W×7chを誇るTX-SA607(S)は、真剣にサウンドシステムを考慮している方々にとって、非常に魅力的かつ選択肢として優れた製品となっています。そのシルバーで洗練されたデザインは、さまざまなインテリアスタイルに自然に溶け込み、見る人に強い印象を与えることでしょう。

まず、音質面に関しては、このAVセンターの最大出力185Wx7という仕様が非常に際立っています。特に、DOLBY TrueHDDTS-HD Master Audioに対応しているため、映画や音楽を非常に高品質なサウンドで堪能することができます。アクション映画やコンサート映像の再生時には、その迫力と臨場感が圧倒的で、まるでその場にいるかのような体験を提供します。

しかし、良い点ばかりではありません。アプリを用いたコントロール機能が非対応であることは、最近のスマートデバイスを活用したいと考えるユーザーにとっては少々残念な部分かもしれません。しかし、付属のリモコンの操作性は非常に良好で、手元で簡単に設定や調整ができるため、個人的にはそれほど気になりませんでした。リモコンを使った操作が直感的でスムーズに行えるため、十分に満足できる使い勝手です。

ここで、実際の評価を以下にまとめてみました。

| 評価項目 | 評価 |
|————–|————|
| デザイン | ★★★★☆ |
| 機能性 | ★★★★☆ |
| 価格満足度 | ★★★☆☆ |
| 総合評価 | ★★★★☆ |

デザインに関しては、シンプルでありながら洗練された外観が高く評価されており、どんなインテリアにも自然に溶け込みやすい印象を与えます。機能性についても、7.1chのチャンネル数や豊富なデジタル音声入力を考慮すれば、十分な評価を得ているといえるでしょう。ただし、アプリコントロールが非対応という点は、少し気になるマイナス要因ではあります。

このAVセンターのもう一つの魅力は、その接続性にあります。HDMI入力が6つ、出力が1つ備わっており、他の機器との接続も非常にスムーズに行えます。しかし、デバイスポートが非対応という点は、少し不便に感じることがあるかもしれません。複数のデバイスを同時に接続したい場合には、注意が必要になるでしょう。

実際に映画を観る際には、音声のクオリティがどれほど重要であるかを実感することができました。特に、サラウンド効果を感じられるシーンでは、まるで映画の世界に引き込まれたかのような感覚を味わえました。ただし、音質を最大限に引き出すためには、スピーカーとの組み合わせも非常に重要です。スピーカー選びには少し工夫が必要かもしれませんが、それがさらに良い音質を引き出すための鍵となります。

最後に、ONKYOのTX-SA607(S)は、その音質、デザイン、機能性のバランスが非常に取れた素晴らしいAVセンターです。アプリコントロールやデバイスポートの非対応にやや不安を感じる方もいるかもしれませんが、それを補うだけの性能と品質を持っています。映画や音楽を本格的に楽しみたいと考えている方には、ぜひお勧めしたい一品であると言えるでしょう。

タイトルとURLをコピーしました