JBL BAR 800 Dolby Atmos サウンドバーのレビュー
最近、JBLから新たにリリースされたサウンドバー、JBL BAR 800を手に入れることができました。従来のサウンドバーとは異なり、Dolby Atmos技術と独自開発されたMultiBeamが搭載されているこの製品は、果たしてどの程度の性能を発揮するのか、実際に使用してみた感想を詳しくお伝えします。
まず最初に注目したのは、デザインの部分です。シンプルながら洗練されたスタイルは、どのようなインテリアにも自然に溶け込みます。スリムな形状はテレビの前に設置しても圧迫感がなく、視覚的にも違和感を与えません。サウンドバー自体はしっかりとした重さがあり、これによって高品質な印象を与えてくれます。
次に、音質についてですが、これが本製品の最も大きな魅力の一つです。11基のスピーカーを搭載しており、5.1.2chという立体的な音響空間を再現することで、まるで映画館にいるかのような臨場感を体験できます。特に、アクション映画や音楽ライブのシーンでは、音の定位が非常に素晴らしく、音楽の細かなニュアンスまでしっかりと楽しむことができました。
ここで、評価項目を整理してみました。
| 評価項目 | 評価 |
|————–|————|
| デザイン | ★★★★☆ |
| 機能性 | ★★★★★ |
| 価格満足度 | ★★★☆☆ |
| 総合評価 | ★★★★☆ |
機能性に関しても非常に優れている点が多いです。特に、付属のワイヤレスリアスピーカーは大きな利点と言えるでしょう。余計な配線や電源接続が不要で、使うときだけ充電して取り外すことができるのは、非常に便利です。ただし、リアスピーカーのバッテリーの持ちについては少し気になるところがあり、長時間の使用では注意が必要です。
音楽ストリーミングサービスに対応している点も非常に魅力的です。AirPlayやAlexa、Chromecast built-inを活用することで、簡単にオンライン音楽を楽しむことが可能です。これにより、映画だけでなく、日常的に音楽を楽しむこともできるのが嬉しいポイントです。
しかし、いくつか気になる点もありました。特に、JBL Oneアプリを使用した設定には少し手間取ることがありました。アプリ自体は非常に多機能ですが、初めて利用する際には慣れるまでに時間がかかるかもしれません。また、総合出力720Wという圧倒的なパワーは、場合によっては近所迷惑になってしまう可能性もあるため、使用する時間帯については十分に注意が必要です。
総じて、JBL BAR 800は、その音質や機能性において非常に高い満足度を誇る製品です。映画、音楽、ゲームをより一層楽しむための頼もしいパートナーとなってくれることでしょう。製品の購入を検討している方には、自信を持っておすすめできる一品です。



