LG 65V型 有機EL テレビ OLED65C8PJA レビュー
LGが誇る最新の65V型有機ELテレビ、OLED65C8PJAは、最先端の技術を駆使して作り上げられた非常に魅力的な製品です。このテレビは、視覚的な体験を大幅に向上させることを目的としており、高解像度の4K映像に加えて、ドルビービジョンやドルビーアトモスといった先進的な映像および音響技術にも対応しています。このレビューでは、実際に使用してみた感想や気になる点について詳しくお伝えしていきます。
まず最初に、外観デザインについてお話ししましょう。LGのOLED65C8PJAは、非常にスリムでスタイリッシュなフォルムが特徴的で、どんなインテリアにもマッチするデザインです。外形寸法は144.9×88.1×23.0cmで、これをリビングルームに設置しても圧迫感が全くありません。さらに、スタンドを含めた本体の重量はわずか25.4kgで、持ち運びや設置も比較的容易です。デザインに関しては、非常に高い満足度を得ています。
| 評価項目 | 評価 |
|————–|————|
| デザイン | ★★★★☆ |
| 機能性 | ★★★★☆ |
| 価格満足度 | ★★★☆☆ |
| 総合評価 | ★★★★☆ |
次に、機能性について詳しく見ていきましょう。このテレビは非常に多機能で、地上デジタルチューナーが3つ、さらにBS・110度CSデジタルチューナーも3つ搭載されているため、視聴できる番組の幅が広がります。さらに、外付けHDDを接続することで、2番組を同時に録画することが可能です。これは特に便利で、家族全員が異なる番組を楽しむことができるので、非常に重宝します。また、音質も非常に素晴らしく、実用最大出力は40Wです。映画や音楽を楽しむ際には、そのサウンドクオリティに驚かされることでしょう。
ただし、いくつかの気になる点も存在します。例えば、HDMI入力端子は4つ用意されていますが、そのうちの1つはHDMI-ARCに限定されているため、サウンドバーなどの接続時には端子の管理が少し煩雑になるかもしれません。加えて、USB端子が3つあるものの、すべての端子が高画質コンテンツに対応しているわけではないため、その点についても注意が必要です。
HDRに関しても触れておきます。Dolby Vision、HDR10、HLGに対応しており、映像の色彩やコントラストが非常に鮮やかです。特にゲームや映画を楽しむ際には、その効果を実感できる場面が多く見られます。しかし、高画質を楽しむためには視聴環境が重要であり、周囲の明るさにも配慮する必要があります。
総じて、LGのOLED65C8PJAは、デザイン面と機能性の両方を兼ね備えた優れた製品です。特に映像美と音質のクオリティは一級品であり、映画鑑賞やゲームプレイに最適な選択肢と言えるでしょう。しかし、いくつかの使い勝手に関する課題も存在するため、購入を検討する際にはこれらの点をしっかりと考慮することが大切です。家族全員が楽しむことができるエンターテインメントを提供してくれるこのテレビは、間違いなくおすすめの一品です。



