買ってはいけない?TTArtisan 40mm f/2.8レビュー

買ってはいけない?TTArtisan 40mm f/2.8レビュー

TTArtisan 40mm f/2.8 MACRO C マイクロフォーサーズ レンズ レビュー

TTArtisanの新しいレンズ、40mm f/2.8 MACRO Cは、マイクロフォーサーズシステム用に設計された非常に魅力的な製品です。このレンズは、特にマニュアルフォーカスを愛するフォトグラファーにとって、優れた選択肢となります。今回は、このレンズの特徴や実際の使用感について詳しくレビューしていきます。

まず、レンズの焦点距離は40mm、35mm判換算では80mmに相当します。この焦点距離は、ポートレートやマクロ撮影において非常に効果的です。特に、最短撮影距離が約0.17mということもあり、被写体に近づいて詳細を捉えることができます。この特性は、特にマクロ撮影を楽しむ方にとって大きな魅力です。

次に、レンズの構成についてですが、7群8枚の設計で、特殊低分散レンズが2枚、高屈折低分散レンズが3枚使用されています。この構成により、色収差が抑えられ、シャープな画像を得られることが期待できます。また、絞りはF2.8からF16まで調整可能で、絞り羽根は11枚設計されています。これにより、美しいボケ味を実現できるのも大きなポイントです。

以下は、このレンズに対する私の評価です。

| 評価項目 | 評価 |
|————–|————|
| デザイン | ★★★★☆ |
| 機能性 | ★★★★☆ |
| 価格満足度 | ★★★☆☆ |
| 総合評価 | ★★★★☆ |

デザインについては、シンプルでありながらも高級感があり、質感も非常に良いです。マウント径は約62mm、質量は約370gと軽量で持ち運びも楽です。特に、フィルター径が52mmと一般的なサイズであるため、フィルターの選択肢も豊富です。

機能面では、マニュアルフォーカスが必要なので、オートフォーカスに慣れている方には少し不便に感じるかもしれません。しかし、マニュアルフォーカスの魅力は、被写体に対する細かなコントロールが可能である点です。特に、マクロ撮影の場合、ピント合わせは慎重に行うため、マニュアルフォーカスが非常に役立ちます。

気になる点としては、やはりマニュアルフォーカスのため、オートフォーカスに比べて撮影速度が少し遅くなることです。また、特定のカメラモデルにおいては「レンズなしレリーズ」の設定が必要であり、初めて使用する際には少し手間がかかるかもしれません。この点は、特に初心者にとっては注意が必要です。

最後に、このレンズは2年間のメーカー保証が付いているため、安心して使用することができます。製品のデザインが予告なく変更される可能性があるため、その点は留意しておく必要がありますが、全体として非常に満足のいく製品です。

TTArtisan 40mm f/2.8 MACRO Cは、マニュアルフォーカスを楽しむ方には特におすすめのレンズです。軽量でコンパクト、そして高品質な画像を提供してくれるこのレンズは、これからの撮影ライフをより豊かにしてくれることでしょう。

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