結婚や新居への引っ越しといった特別で重要なイベントは、誰にとっても心が弾む素晴らしい瞬間ですよね。
広々としたリビングが手に入った場合、多くの人がソファーを必須アイテムと考えるのではないでしょうか。
どのようなソファーを選ぶべきか、最適なものは何なのか迷っている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ソファーは決して安価な買い物ではなく、後悔を避けたいというのが本音です。
そこで、もう一度しっかり考えてみていただきたいのです。
本当にソファーは必要なのでしょうか。
私自身、幼少期はソファーのない家庭で育ち、その存在に強く憧れを抱いていました。
その後、一人暮らしを始めた際にソファーを購入し、結婚を機に新しいものに買い替え、約6年間使用してきた経験があります。
しかし最近、思い切ってそのソファーを手放す決断を下しました。
結果として、ソファーのない生活は実に素晴らしいものでした。
特に、これから出産を控えている方や小さなお子さんがいる家庭では、ソファーの必要性についてじっくり考えてみることをお勧めします。
それでは、我が家がソファーを必要としなくなった理由を詳しくお話しします。
子どもが飛び跳ねる
最初に挙げる理由は、子どもがソファーをトランポリンのように使うことが多いという点です。
我が家でも何度も注意を試みましたが、子どもはなかなか言うことを聞いてはくれませんでした。
その場でやめることがあっても、しばらくすると自然に飛び跳ねる姿が見られます。
その結果、スプリングが飛び出してしまい、座り心地がひどく悪化してしまいました。
最終的には、スプリングが布から出てくるのではないかという恐怖さえ感じるようになりました。
また、落下の危険性も非常に心配です。
ある程度大きな子どもであれば問題は少ないですが、まだ小さな子どもにとっては命に関わる事態につながる可能性もあるのです。
寝返りを打たないから大丈夫だと安易にソファーに寝かせてしまい、ほんの一瞬目を離した隙に落ちてしまったという事故も実際に起こっています。
もちろん、授乳の際にはソファーがあると便利な場面もあるにはあります。
赤ちゃんが夜泣きして、抱っこしたまま朝を迎えることもあるでしょう。
そのような時には確かにソファーが必要かもしれません。
ただし、落下の危険を考慮すると、乳幼児がいる家庭ではせめて低いソファーを選ぶことを強くお勧めします。
粗相をしてしまった際の掃除が大変
子どもが小さいと、嘔吐やお漏らしが頻繁に発生するものですよね。
我が家でもこの点においては非常に苦労しました。
トイレトレーニング中は防水シートを敷いていましたが、なぜかシートのない部分で粗相をしてしまうことが多かったのです。
トイレに行けるようになった後でも、テレビに夢中になってトイレを忘れてしまうことがしばしばありました。
さらに、お腹を壊して下痢をしてしまい、漏れてしまったこともありました。
ネットで情報を調べながら自分で掃除を試みましたが、匂いが完全に取れず、最終的には業者に依頼する羽目になってしまいました。
飲み物をこぼすことも頻繁に発生し、ソファーは洗うことができないため、掃除が非常に手間でした。
もしどうしてもソファーを購入するのであれば、防水加工が施されているものや、防水シートを取り付けられるタイプを選ぶことを強くお勧めします。
ソファーの下の掃除
ソファーの下にどれほどの隙間があるかも重要なポイントです。
掃除機が簡単に入るのであれば問題は少ないかもしれませんが、掃除が難しい場合はストレスが溜まることになります。
また、子どもがいる家庭では、ソファーの下におもちゃがたくさん入り込むことがよくあります。
そのため、手を突っ込んでおもちゃを取り出すのも一苦労です。
ローソファーであれば問題は少ないかもしれませんが、通常のソファーの場合には、ソファーをどかさなければ掃除できないという難点があります。
我が家では、高さのあるタイプとロータイプの両方を使用しましたが、どちらも掃除は非常に大変でした。
また、ソファーの隙間にはゴミが溜まりやすく、それを取り除くのにも苦労しました。
捨てるのも大変
ソファーを買い替える際には、古いものを処分してくれるサービスも存在しています。
しかし、いざ不要になった時には、簡単に捨てられるものではないのです。
業者を探してみましたが、どの業者も料金が高くて驚かされました。
結局、粗大ごみとして出すことにしたのです。
粗大ごみの申し込みを行い、シールを購入し、指定された場所に出す手続きが非常に手間でした。
車を持っている家庭であれば、直接持ち込みも可能ですが、車まで運ぶのも一苦労です。
したがって、購入を決定する前には、しっかりと捨てる時のことも考慮しておくことをお勧めいたします。
ソファーのない暮らしは最高だった
我が家では、思い切ってソファーを処分することを決断しました。
その代わりにビーズクッションを購入した結果、ソファーのない生活は本当に素晴らしいものでした。
一番良かったのは、リビングが広くなったことです。
もともと小さなソファーを使っていましたが、それがなくなることで部屋がすっきりとし、広々とした空間が生まれました。
さらに、色も濃い色から明るい色に変えたことで、リビングが一段と明るくなりました。
そして掃除が非常に楽になったのも大きなポイントです。
掃除機をかける際には、他の部屋に移動するだけで済むため、非常にスムーズに掃除ができます。
軽量なので片手で楽に移動でき、トランポリンにされることもなく、おもちゃを取り出すために手を突っ込む必要もなくなりました。
カバーは洗濯機で洗えるため、汚されてもビーズを取り替えれば問題ないのです。
ソファーに比べて価格も安価なので、気軽に取り替えられるのも大きな魅力です。
授乳もビーズクッションで行うことができ、子どもも喜んで使っています。
まとめ
小さなお子さんがいる家庭にとって、果たしてソファーは本当に必要なのでしょうか?
今回は我が家の実体験をもとに、このテーマについてお話しさせていただきました。
ソファーを処分し、ソファーのない生活を始めてから1年以上が経過しましたが、今のところ不便さを感じることは全くありません。
むしろ、もっと早く手放せばよかったと感じています。
ビーズクッションは、家族全員が在宅にいると取り合いになるため、もう一つ購入しようかと考えています。
ソファーの購入を検討している方は、ぜひ我が家の経験を参考にしてみてください。
もしかしたら、ソファーは実は必要ないのかもしれません。
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