やってはいけないセルフまつげパーマ

まつげパーマは、一般的には「まつパ」と呼ばれ、多くの女性に人気のある美容施術です。

この施術の最大の魅力は、ビューラーを使うことなく、自然にまつげがくるりと上向きになり、ぱっちりとした愛らしい目元を作り出すことができる点です。

ただし、まつげパーマを受けるためには、まつげサロンやアイサロンを訪れる必要があり、そのための時間と費用がかかります。このようなプロセスは、少々面倒だと感じる方も多いのではないでしょうか。

そのため、「セルフまつげパーマ」に興味を持つ方々が増加しているのかもしれません。

しかし、セルフでまつげパーマを行うことは、非常に危険を伴います!

なぜなら、失敗の可能性が極めて高いからです!!

仕上がりが期待通りにならなかったり、最悪の場合には目に深刻なダメージを与えてしまうリスクも含まれます。

そこで今回は、セルフまつげパーマに潜む失敗の可能性やそのリスクについて、詳しく検証していきたいと思います。

なぜ失敗しやすいのか

まず初めに、セルフでまつげパーマが失敗しやすい理由について考察してみましょう。

その主な理由は、まつげパーマには専門的な知識や技術が必要不可欠であるからです。

まつげサロンやアイサロンで働くスタッフは、アイリストと呼ばれる専門家であり、彼らは高度な技術と知識を持っています。

アイリストとしての資格を得るためには、美容師免許が必須です。この美容師免許は、厚生労働省が認定した美容専門学校を卒業し、さらに国家試験に合格することで取得することができます。

このように、専門的な知識と技術を身につけた人々だけが、正しくまつげパーマを施術することが許可されています。

素人がセルフでまつげパーマを試みたとしても、サロンでのクオリティに達することは非常に難しいと言えるでしょう。

なぜセルフまつげパーマが失敗しやすいのか、その理由は理解いただけたかと思います。それでは具体的に、どのような失敗が起こり得るのか、そのリスクについて詳しく見ていきましょう。

どんな失敗がありえる?

人間にとって眼は非常にデリケートな器官です。

そのため、仕上がりが悪いというだけの失敗で済むのであればまだ良いのですが、最悪の場合には目を傷めてしまう健康被害のリスクも十分に考えられます。

そこで、セルフでまつげパーマを行った際に失敗すると、どのような見栄えになるのか、またどのような健康被害が生じるのかについても詳しく調査してみました。

見栄えの悪さ

まず、仕上がりに関する失敗について考えてみましょう。

代表的な失敗例としては、不自然にまつげが折れたり、チリチリになってしまうという二つのケースが挙げられます。

不自然に折れる

まつげが直角に折れてしまったり、ヨレてしまうことがあります。

根元から自然なカールが形成されず、まつげがバラバラに見えてしまう現象が発生することも少なくありません。

このような事態が起こるのは、自分のまつげに合ったロッドを選ぶことができていないためです。

さらに、ロッドを適切にかけられなかった場合も、不自然な仕上がりの一因となります。

最適なロッドを選定するためには専門的な知識が求められますし、ロッドを正確にかけるためには高度な技術が必要です。

そのため、素人にはかなりのハードルが高いと言えます。

チリチリになる

まつげがパサパサでチリチリとした見た目になってしまうこともあります。

この現象の主な原因は、パーマ液に起因しています。

パーマ液が、もともと弱いまつげ毛先にまで付着したり、放置時間が長すぎると、まつげは深刻なダメージを受けてしまいます。

その結果、まつげのキューティクルが損傷し、必要な成分が失われてしまい、まつげがチリチリと傷んだ印象を与えることになります。

さらに、パーマ液を選ぶ際も、それぞれの毛質や過去のパーマ歴に応じた適切なものを選ぶ必要があります。

正しいパーマ液の種類を選び、正確な量を塗布し、適切な放置時間を見極めることは、素人にとって非常に難しい作業です。

健康面の被害

次に、目を傷めてしまうケースに関する失敗についても考えましょう。

ここで挙げられる代表的な例は、まぶたや眼球へのダメージです。

まぶたの疾病

パーマ液がまぶたに付着し、そのまま放置すると、まぶたが荒れたりかぶれたりする危険があります。

また、皮膚がアレルギー反応を示す可能性も考えられます。

眼球の疾病

まつげパーマは、目が開いた状態で施術が行われるため、パーマ液が目の中に入ってしまうリスクが非常に高いのです。

当然、眼球や目の粘膜にパーマ液が入ることは極めて危険です。

最悪の場合、失明のリスクも考えられます。

さらに、市販されているまつげパーマ液は安全性が保証されていない場合も多く、注意が必要です。

サロンで使用されるものよりも濃度が高いなど、リスクの高い商品が容易に手に入ることもあります。

このような危険な商品を、専門的な知識や技術を持たない素人が扱うことは、非常に危険です。

失敗すると目に大きなダメージを与え、見た目の問題どころではなくなってしまう可能性があります。

まとめ

今回は、セルフまつげパーマのリスクについて詳しくご紹介しました。

セルフでまつげパーマを行うことが推奨されない理由や、そのリスクについて、少しは理解していただけたのではないかと思います。

  • まつげパーマには専門的な知識と技術が必須である
  • 失敗すると見た目が損なわれる
  • 失敗には目を傷める危険性も含まれる

確かに費用が少し高く、通うのが面倒に感じるかもしれませんが、やはり信頼できるアイサロンやまつげサロンに通うことを強くお勧めします。

失敗して取り返しのつかない事態になるよりも、サロンに通うことの方がコストパフォーマンス的に優れていると言えるでしょう。

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