
最近、赤ちゃんが誕生したばかりだと感じていたのに、あっという間に彼らが離乳食を食べる時期がやってきましたね。最初は赤ちゃんを抱っこしながら離乳食を与えていましたが、赤ちゃんの腰も徐々にしっかりとしてきましたので、そろそろベビーチェアを購入する時期が近づいているのではないでしょうか。
しかし、ベビーチェアには非常に多くの種類が存在し、どの製品を選ぶべきか迷ってしまうことも少なくありません。価格も思ったよりも高くなることが多いので、失敗は避けたいという気持ちを抱くのは当然です。たくさんのおすすめのベビーチェアが紹介される一方で、逆にあまり良くないとされるベビーチェアも実際に存在するのでしょうか?
こうした疑問や不安を抱えている方も多いかもしれません。そこで、私自身が二人の子供を育てる中で経験した、実際に購入して後悔したベビーチェアについてお話しさせていただきます。ベビーチェアはその用途に応じてさまざまな種類がありますが、ここでは特に食事用のベビーチェアに焦点を当てて説明していきます。それでは、購入を避けるべきベビーチェアとその理由について詳しく解説していきましょう。
ハイローチェア
新生児から使用可能なハイローチェアは、低月齢の赤ちゃんをリビングで寝かせるために利用でき、離乳食が始まった際にはベビーチェアとしても活躍する非常に便利なアイテムに思えます。私もこの利便性に惹かれて購入しましたが、実際には食事用のベビーチェアとしてはかなり不向きであることが分かりました。その主な理由は、食べこぼしによって周囲が非常に散らかってしまうことです。
初めて赤ちゃんに離乳食を与えたとき、ここまで散らかるとは予想していませんでした。ハイローチェアは基本的にカバーが取り外せて丸洗いが可能なので衛生的だと言えますが、実際には毎回洗うのは現実的ではありません。最初は離乳食を1回だけ与えていたのが、徐々に2回、3回と増えていくにつれて、さらには赤ちゃんがつかみ食べをしたり自分で食べるようになると、状況はさらに厳しくなります。
赤ちゃんは上から下までぐちゃぐちゃになり、おもちゃで遊んだ手で自分の頭を撫でたりすることも珍しくありません。このような理由から、離乳食の後にはシャワーが必須となります。したがって、布製品のベビーチェアは避けるべきだと考えます。 簡単にサッと拭き取るだけで綺麗になるタイプの製品を選ぶ方が賢明でしょう。ちなみに、我が家のハイローチェアは今や洗濯物の置き場になってしまっています。
足がつかないベビーチェア
テーブルに取り付けるタイプのベビーチェアも存在します。これらの製品は取り外しが可能で持ち運びにも便利ですが、日常的な食事用のベビーチェアとしてはあまりおすすめできないのが現実です。足がブラブラしていると、子どもが集中できず、食事が進まないという問題がしばしば発生します。
さらに、足が地面にしっかりとつかないことで、体が前に傾き、猫背になるという大きなリスクも伴います。このような不自然な姿勢で長期間使用していると、体の姿勢が悪くなり、しっかりと噛むことができなくなり、あごの発達や歯並びに悪影響を与えることになります。我が家でもこの問題に気づかずに使用していましたが、3歳になってからようやく足がしっかりつく椅子に買い替えました。それでも、姿勢の悪さは改善されず、今でも何度も注意が必要です。したがって、足がしっかりと地面に付くタイプのベビーチェアを選ぶことが重要です。特に外食が多い家庭や、実家に帰省する機会が多い家庭には、セカンドのベビーチェアとして取り入れるのにおすすめです。
ゆったりとしたベビーチェア
ベルト部分やテーブルがゆったりとしたベビーチェアも存在します。このタイプの利点は、赤ちゃんをすぐに座らせることができ、窮屈さを感じさせないため、赤ちゃんが嫌がりにくいという点です。しかし、成長するにつれて赤ちゃんが椅子から抜け出してしまうことが増えてきます。これが危険なのはもちろんですが、立ち上がって遊び始めてしまうため、全く座ってくれないという事態も起こり得ます。
したがって、抜け出せないようにしっかりと固定できるタイプのベビーチェアを選ぶことが望ましいです。特に、ベルトの調整が可能な製品が非常に良いでしょう。
溝があるベビーチェア
座面やテーブルに溝があるタイプのベビーチェアも存在します。溝が多いとそこにゴミがたまり、手入れが非常に面倒になり、掃除が大変になることがあります。溝に楊枝などを使って掃除しなければならないことを考えると、気が滅入ってしまうこともありますよね。これもまた、実際に使用するまで気づかないことが多い盲点です。そのため、フラットなデザインのものを選ぶことを強くお勧めします。
まとめ
買ってはいけないベビーチェア
- ハイローチェア(布製品)
- 足がつかないベビーチェア
- ゆったりとしたベビーチェア
- 溝があるベビーチェア
以上の4つを挙げました。ベビーチェアは家庭の環境によって選び方が変わるため、食事の環境に適したベビーチェアを選ぶことが大切です。 テーブルの高さなども考慮する必要があるでしょう。個人的には高さが調整でき、成長に合わせて変えられるタイプのベビーチェアが特におすすめです。 我が家では、3歳まで使用した椅子から、3歳以上の大人も使える椅子に買い替えました。そのため、下の子用には7か月から大人まで長く使えるタイプを選びました。
さらに、何よりもお手入れが楽なものを選ぶことが重要です。汚れやすいテーブル部分や椅子の部分が取り外し可能で、洗えるタイプの製品は非常に便利です。もし購入に不安がある場合は、レンタルを考えるのも良いかもしれません。実際に使用してみてから購入することで、より安心感が得られるでしょう。
赤ちゃんに食事を与えることは本当に手間がかかるものです。我が家の5歳の息子も、かなりきれいに食べられるようになりましたが、今でも食べこぼしは避けられません。また、床も大変なことになるため、シートを敷くなどの対策を講じることをお勧めします。フローリングの隙間に汚れが入り込んでしまうと、掃除が本当に大変になってしまいます。ちなみに、我が家では透明なシートをテーブルの下に敷いて使用しています。食事の準備をするだけでも一苦労ですから、せめてベビーチェアだけでも使いやすいものを選び、負担を軽減したいと考えています。
今回ご紹介した、購入を避けるべきベビーチェアを参考にして、ご家庭にぴったりのベビーチェアを見つけてみてください。



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