今や多くの人々に人気を集めているキャンプですが、ソロキャンプや家族とのキャンプなど、さまざまなスタイルで楽しむことができるアクティビティです。キャンプに必要なファッションも、スタイリッシュで機能的なアイテムが多数登場しており、加えて、100円ショップで手軽に用具を手に入れることができるようになったため、より身近で気軽に始めることができるようになっています。
とはいえ、手軽に始められると思われがちなキャンプですが、実際にはキャンプ用品の種類が非常に多岐にわたり、選択する際に悩むことが少なくありません。
雑誌などで紹介されているアイテムや、知名度の高いメーカーの商品を選ぶことで失敗を避けられるだろうと考え、購入することが一般的ですが、私自身もかつて「これが良さそう」と思って手に入れた商品が、実際には期待外れだったという経験があります。
そこで、私の経験や情報をもとに、購入して後悔しないためのキャンプ用品と、逆に購入を控えた方が良いアイテムについて詳しくお伝えいたします。
買ってはいけないキャンプ道具・失敗したキャンプグッズ・ギア
キャンプ道具の中には、購入しない方が良いアイテムも多く存在しますので、ぜひ参考にしていただき、失敗を避けるための助けにしてください。

家族でのキャンプやソロキャンプでも、失敗は避けたいものですが、
キャンプは、一度の失敗を経験として活かし、不便な状況を楽しむことができる場でもあります。
☆アウトドアテーブル
・・・Dualeco (¥2,080~)
非常にリーズナブルで軽量、コストパフォーマンスに優れたアイテムですが、組み立てにはかなりの手間がかかり、時間を要してしまいます。三枚の天板を使用してテーブルを構成するタイプのため、一見簡単そうに見えますが、実際にはかなりのストレスを感じることになるでしょう。また、作りが強度に欠けており、細い脚や支えが弱いため、折れやすい印象があります。
☆折りたたみテーブル90×60
・・・・クイックキャンプ (¥6,050~)
カセットコンロを用いた料理をするキャンプでは、人数が集まるとテーブルが狭く、お皿やカップを置くスペースが不足してしまいます。デザインが木目調でおしゃれであることから購入したものの、実際には快適さを得られなかったという失敗例です。家族での調理や食事の場面では、サイズが不足して、結局追加で別のテーブルを持って行く羽目になりました。
☆フォールディング コット
・・・・クイックキャンプ(¥5,980~)
収納状態でも、大きくて重いため、購入前には長さや幅を測り、自動車に乗せられるかどうかを確認することが必要です。駐車場から設置場所までの距離が長い場合、大きなアイテムは運ぶのが一苦労になるため、ワゴンやキャリーを使わざるを得なくなり、結果的に車の中がいっぱいになり、後悔することもあります。人数、荷物、大きさを考慮して購入することがポイントです。
☆チタンアルコールストーブ
・・・EVERNEW(単品¥2,800~)
スタイリッシュな見た目で、キャンプの憧れのソロストーブとして人気があります。多くのアルコールストーブには途中で火を消したり、火力を調整できる機能が備わっていますが、こちらは火を消すことや火力の調整ができず、アルコールを入れた分を使い切る必要があります。残った場合の処理が煩わしくなることが多いです。
☆キッチンスタンド
調理台にはバーナーを設置でき、キッチンツールを置けるため非常に便利なアイテムではあります。しかし、初心者の方が調理する際は、カレーなどの簡単な煮込み料理やBBQが多いため、実際にはほとんど必要ないというのが現実です。写真映えやおしゃれを求めるのであれば、重くて荷物になるだけかもしれません。キャンプを始めたばかりの頃は、さまざまな作業に時間がかかるため、調理に十分な時間を確保することが難しいのです。
おすすめのキャンプ道具・グッズ
今回は名の知れたメーカーの商品を中心に紹介しますが、他にも優れたメーカーのアイテムについては次回ご紹介する予定です。※価格はAmazonなどの通販サイトを参考にしています。なお、検索時によってはセールや価格変動がある場合がありますので、ご注意ください。

年々進化しているキャンプ道具を使いながら、
良い物を長く楽しむことができれば理想的です。
showninによるPixabay からの画像
丸洗いシュラフ・10
・・・LOGOS・ロゴス(¥4,580~)
このシュラフは適正温度が約10℃までとなっており、春から秋にかけては一枚で快適に使用でき、冬にはインナーシュラフとして活用することが推奨されています。洗濯機で丸洗いできるという点は非常に嬉しいポイントです。肌に触れる面の生地には抗菌効果があり、菌の抑制による防臭効果が期待できます。同じ品番同士で連結も可能なので、家族で一緒に使ったり、車中泊などのシーンに応じて便利に利用できます。
キャンパーインフレーターマット ハイピーク
・・・Coleman(¥9,800~)
このマットはちょうど良い沈み感があり、10cmの厚みでしっかりとした寝心地を提供してくれるため、大満足です。やはり睡眠は重要で、もし寝付きが悪くなると疲れがたまり、ストレスが増してしまい、キャンプを楽しむことが難しくなります。帰りの体力を考慮すると、しっかりとぐっすり眠れるアイテムは非常におすすめです。
妥協せずにインフレーターマットなど自分に合った商品を試しながら選ぶことが重要です。
キャンパーインフレーターマット シングル III
・・・Coleman・コールマン(¥6,003~)
空気を入れて使用するインフレーターマットで、厚さ5cmで快適な寝心地を実現しています。シングルサイズの同じ商品は、マット側面のスナップボタンで連結して使用できる点も魅力です。付属の収納ケースや袋を使って空気を送り込むことができる点も非常に便利です。
Tradcanvas 難燃BRICK・回るんチェア
・・・LOGOS・ロゴス(¥6,000~)
このチェアは本体生地に難燃性の高い難燃BRICK素材を使用しているため、万が一火の粉がかかっても燃え広がることがないため安心です。焚き火を楽しみながらくつろぐ方に特におすすめです。座面が回転する構造で、安定性もあり、立ち上がったり物を取りやすいのが大きな利点です。組み立て式でコンパクトに収納でき、持ち運びも容易なのも嬉しいポイントです。
選ぶときのポイント
- まずはレンタルを活用して体験し、自分のスタイルを把握することが重要です。
- 自分のキャンプスタイルに合っているか、何を楽しみたいのかを考えることが大切です。合わないアイテムは場所を取ったり、使い勝手が悪くなります。
- 手軽にできると言われがちですが、実際にはある程度の練習や経験が必要なアイテムもあるため、それでも必要かどうか、使いたいかをじっくりと考えましょう。
- 機能性やデザインに惹かれて購入するのも良いですが、自分のキャンプに必要なものや快適に過ごせるものであることが重要です。

初めてのうちは何度かレンタルを利用し、
自分に合っているかどうかを知ることが良いかもしれませんね。
まとめ
災害用品としても活用できる便利で優れたキャンプ道具を選ぶことが大切です。いざという時にも使えるものを選ぶことをお勧めします。
- 安価やデザインに魅力を感じるのではなく、機能性や快適性を重視することが重要です。
- 自分自身のキャンプスタイルや、主にキャンプを行う人数をあらかじめ把握しておくことも大切です。
- 初心者の方は、慣れるまでレンタルを活用するのが賢明です。
- 初めから達人である必要はありませんので、無理をせず用品選びを心掛けましょう。経験は必ず向上していきます。
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