買ってはいけない？山善たこ焼き器YOJ-W160(H)レビュー

山善 YOJ-W160 の2WAY機能と平面プレートの実力を徹底解説

自宅の卓上で、たこ焼きをはじめ焼き物まで楽しめる新定番として注目したいのが 2WAY仕様の山善 YOJ-W160 です。16穴という適度なボリューム感と、平面プレートがセットになっている点が大きな魅力。場所を取らずに置けるコンパクト設計にも関わらず、食卓を賑わせる機能性を持ち合わせています。家族や友人と、分厚い焼き物のような満足感を分かち合えるのが特長です。

操作はとてもシンプル。電源スイッチを押すだけのワンタッチ操作で、通電を知らせるランプが点灯します。予熱は約5分程度と、待ち時間を長く感じさせません。初めて使う人でも迷わず扱える設計で、忙しい日の食卓にもスムーズに取り入れられます。

お手入れのしやすさも大きなポイント。プレートは取り外し可能で丸洗い可能、表面のフッ素コーティング加工により食材のこびりつきが軽減されます。油の飛散を抑える設計と相まって、後片付けのストレスを大きく減らせる点は見逃せません。さらに、コードはコードすっきり収納機構が工夫されており、置き場のごちゃつきを抑えることができます。

本体サイズはたこ焼きプレート時が幅31×奥行17.5×高さ8.35cm、平面プレート時が幅31×奥行17.5×高さ8.0cm。実際の重さはたこ焼きプレート時が約940g、平面プレート時が約860gと、キッチン台やテーブルの上で扱いやすい範囲です。消費電力は650Wで、家庭のコンセントでも安定した性能を発揮します。安全装置として温度ヒューズが装備されており、長時間の使用でも安心感があります。これらの仕様は日常使いの「使い勝手」と密接に関係しており、卓上での調理スタイルに適しています。

この製品の良い点は、家族の好みに合わせてタコ焼きだけでなく焼きそばやお好み焼き、ホットケーキといった平面プレートの活用範囲が広いことです。穴あきのたこ焼きプレートと平面プレートの両方を一台で使い分けられる2WAY設計は、季節のイベントや週末の集まりに強い味方になります。一方で気になる点としては、16穴モデルゆえに焼き具合のムラが出やすい場合があることです。特に大量に焼くときは、火加減の微調整がややシビアになる場面も想定されます。また、フッ素コーティングの耐久性は日常のこすり洗いで影響を受けやすい点に留意が必要です。

総じて、2WAYの利便性と、平面プレートの多用途性が魅力の一台です。食卓を楽しく演出したい方、限られたスペースで多機能を一台にまとめたい方には特におすすめします。家族構成や日常の料理パターンに合わせて、カスタム感覚で使い分ける楽しさを実感できるでしょう。