WeberのGBS 丸鶏ロースターで実感する、鶏肉と野菜を同時に楽しむ新グリル体験
Weber(ウェーバー)のGBS 丸鶏ロースター 8838は、ステンレス鋼製の本体により、長く愛用できる耐久性を備えています。お手入れは食器洗浄機対応とされており、忙しい日常にも優しく、手間を最小限に抑えつつ衛生的な状態を保てます。
最大の魅力は、中央の液体コンテナを活用した加湿効果と、2つの機能を1台に統合したデザインです。従来のグリルでは別鍋を併用する場面もありましたが、これ一台で鶏肉のジューシーさと野菜の旨みを同時に引き出せます。
使い方は思いのほか直感的です。鳥の中心をジューシーに保つための液体を中央に注ぎ、周囲の野菜は同時にグリルします。中央液体コンテナを外せば、フラットな広いスペースを活かして野菜ディッシュをじっくり煮込むことも可能です。
実際の調理では、中央がパリパリして水分を保ちながら、周辺が野菜にだしの旨味を染み込ませる様子が印象的でした。香り高い皮はこんがりと焼き色が付き、肉汁はカットした瞬間にジュワッとあふれ出します。
お手入れは思いのほか楽で、部品を分解して食器洗浄機に入れられる点が嬉しいポイントです。ただし、中央部の凹凸やグリル網は油分が付きやすいので、使用後は温水で洗浄してから完全に乾燥させることをおすすめします。
この製品の良さは、単に美味しく仕上がる点だけではありません。調理中の熱の伝わり方が均一で、鶏肉の中心部までしっかり熱が回りつつ、表面は香ばしく焼き色が付きます。野菜にもダイレクトに旨みが伝わり、サイドディッシュとして添えたジャガイモや玉ねぎも甘みが引き出され、家族みんなが満足できる一品に仕上がりました。
一方で気になる点としては、本体のサイズ感が挙げられます。キッチンのカウンターに対して少しスペースを必要とする設計のため、収納スペースが限られる方には置き場所を検討する余地があります。また、油分を多く含むグリル構造の清掃は、細部まで丁寧に行わないと油膜が残りやすい点も留意が必要です。
総じて、鶏肉のジューシーさと野菜の風味を同時に引き出す機能性は秀逸で、ホームパーティーや週末の集まりに最適なアイテムです。煮込みと焼きの両方を手軽に楽しみたい人に特におすすめします。耐久性の高いステンレス構造と食洗機対応という点も、日々の料理をストレスフリーにしてくれる要素です。
| 評価項目 | 評価 |
|---|---|
| デザイン | ★★★★☆ |
| 機能性 | ★★★★☆ |
| 価格満足度 | ★★★☆☆ |
| 総合評価 | ★★★★☆ |




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