買ってはいけない?AT-LP70XBT BZレビュー

買ってはいけない?AT-LP70XBT BZレビュー

オーディオテクニカ AT-LP70XBT BZ ワイヤレス レコードプレーヤーのレビュー

オーディオテクニカの新しいワイヤレスレコードプレーヤー、AT-LP70XBT BZを手に入れました。これまでのアナログ音楽体験を一新してくれるこの商品について、実際に使用してみた感想をお伝えします。

まず、最大の魅力はBluetooth対応であることです。お持ちのワイヤレススピーカーやヘッドホンでレコードの音を楽しめるため、普段の音楽鑑賞が格段に自由になります。リビングのソファに座りながら、お気に入りのレコードを再生できるというのは、まさに革新的です。特に、aptX Adaptive Audioに対応しているため、音質の劣化を気にせずに楽しむことができます。

次に、フルオート機能の便利さにも驚きました。スタートボタンを一押しするだけで、レコードの再生が始まり、終わったら自動で停止します。これにより、レコードを頻繁に扱う手間が省け、リラックスした状態で音楽を楽しむことができます。途中で止めたいときもストップボタンひとつで済むため、特に忙しい日常の中で非常に重宝します。

さらに、長年の技術を凝縮したVM型ステレオカートリッジも見逃せません。オーディオテクニカが60年以上にわたり培ってきた技術が、このカートリッジに詰まっています。音質は非常にクリアで、レコードの細かなニュアンスまでしっかりと再現されます。付属のカートリッジ『AT-VM95C』は針先の互換性もあるため、好みに応じて交換が可能なのも嬉しいポイントです。

ただ、気になる点もいくつかあります。例えば、トーンアームの設計がJ字型になっているため、場合によってはレコードのトレース精度が気になることがあります。特に古いレコードや状態の良くないものを再生する際には、注意が必要です。また、Bluetooth接続時には周囲の電波環境によって音質が変動することもあるため、安定した音質を求める方には少し不安が残るかもしれません。

このように、AT-LP70XBT BZは、非常に便利で多機能なレコードプレーヤーですが、いくつかの注意点もあります。それでも、アナログ音楽を楽しむための理想的な選択肢の一つだと言えるでしょう。

以下は、私が評価した結果です。

| 評価項目 | 評価 |
|————–|————|
| デザイン | ★★★★☆ |
| 機能性 | ★★★★★ |
| 価格満足度 | ★★★★☆ |
| 総合評価 | ★★★★☆ |

総じて、オーディオテクニカ AT-LP70XBT BZは、レコードの魅力を最大限に引き出してくれる製品です。音楽ライフを充実させたい方には、ぜひおすすめしたい一品です。

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