マランツ M-CR612 CDレシーバーのレビュー
マランツの新しいCDレシーバー、M-CR612は、音楽愛好者にとって非常に魅力的な製品です。特に、BluetoothやAirPlay 2に対応している点は、現代の音楽再生ニーズに応える素晴らしい特徴です。
このレシーバーは、技適マーク認証済みの商品であり、安心して使用できるのも大きなポイントです。周波数帯は2.4GHzと5GHzをサポートしており、安定した接続を実現しています。特に、HEOSテクノロジーを搭載しているので、ネットワークオーディオ機能が非常に充実しています。DSDやハイレゾファイルの再生が可能で、音質にこだわる方にはうってつけの選択肢です。
また、フルバランス・デジタルパワーアンプを採用しており、パラレルBTL機能が追加された4chスピーカー出力が実現されています。これにより、よりダイナミックな音楽体験が提供されることを期待できます。音楽の細部までクリアに再生されるため、特に高音質な音楽を楽しむ方には最適です。
ただし、気になる点もいくつかあります。例えば、Amazon Alexaによる音声コントロールに対応していますが、設定が少し複雑に感じることがあります。しっかりとした説明書が付属していれば、もっとスムーズに設定できるのではないかと思います。
さらに、金メッキスピーカーターミナルや、自動再生機能付き光デジタル入力も装備されていますが、これらの機能をフルに活用するためには、少し高めのスピーカーを用意する必要があるかもしれません。
総じて、マランツ M-CR612は高性能でありながらも使いやすさを兼ね備えた製品です。音質や機能性に優れたこのレシーバーを通じて、音楽の新たな楽しみ方を見つけられることでしょう。
以下は、私の評価です:
| 評価項目 | 評価 |
|————–|————|
| デザイン | ★★★★☆ |
| 機能性 | ★★★★☆ |
| 価格満足度 | ★★★☆☆ |
| 総合評価 | ★★★★☆ |
音質やデザインにおいては高い評価を与えられますが、操作性や一部機能に関しては改善の余地があると感じました。音楽を愛するすべての人に、このM-CR612を体験してもらいたいと思います。