買ってはいけない?七工匠 7Artisans 50mmレビュー

買ってはいけない?七工匠 7Artisans 50mmレビュー

七工匠 7Artisans Tilt-Shift 50mm F1.4 APS-C Eマウント レンズレビュー

写真愛好家にとって、レンズの選択は作品のクオリティを大きく左右します。その中で、七工匠 7Artisans Tilt-Shift 50mm F1.4は、特に注目を集めています。今回は、このレンズの特徴や実際の使用感をレビューしていきます。

このレンズは、ソニーEマウントに対応しており、APS-Cセンサーで使用することができます。焦点距離は50mmで、35mm換算で76mm相当という仕様です。ポートレート撮影や風景写真に最適な焦点距離です。

デザインとビルドクオリティ

外観はシンプルながら高級感があり、金属製のボディがしっかりとした印象を与えます。大きさも約Φ76mm×68mm(マウント部除く)ということで、持ち運びもしやすいサイズです。また、質量は約365gと軽量で、長時間の撮影でも疲れにくいのが魅力です。

ただし、フォーカスはMF(マニュアルフォーカス)のみであるため、自動フォーカスを好む方には少し不向きかもしれません。この点は使用する際に注意が必要です。

撮影性能

このレンズの最大の特徴は、絞りがF1.4からF16まで調整可能であることです。特にF1.4での撮影は、背景を美しくぼかし、主題を際立たせる効果があります。ボケ味は非常に滑らかで、ポートレート撮影においても被写体が引き立ちます。

最短撮影距離は0.5mと、近距離での撮影も可能です。この特性を活かして、細かなディテールを捉えた作品を作成することができます。

ここで、実際の評価を見ていきましょう。

| 評価項目 | 評価 |
|————–|————|
| デザイン | ★★★★☆ |
| 機能性 | ★★★★☆ |
| 価格満足度 | ★★★☆☆ |
| 総合評価 | ★★★★☆ |

気になる点

もちろん、良い点だけではありません。マニュアルフォーカスのため、特に動きのある被写体を撮影する際は難易度が上がります。練習が必要な部分ですが、マニュアルフォーカスに慣れている方には問題にならないでしょう。

また、フィルター径が46mmとやや小さめなので、フィルターの選択肢が限られる点も気になるところです。特に特殊なフィルターを使いたい方は、事前に調査しておくことをおすすめします。

総評

全体として、七工匠 7Artisans Tilt-Shift 50mm F1.4は、魅力的なレンズです。特にそのボケ味やデザインの美しさは、写真作品において大きなプラスとなるでしょう。マニュアルフォーカスの難しさがあるものの、それを楽しめる方には非常に満足できるアイテムだと感じます。

このレンズを手にすれば、あなたの写真表現が一段と豊かになること間違いなしです。興味がある方は、ぜひ手に取ってみることをおすすめします。

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