買ってはいけない「ファブリーズ」! その理由とは?

手軽に消臭や除菌を行うことができる「ファブリーズ」は、便利なアイテムです。

さまざまなシーンで活用できるため、多くの家庭で1つは常備されているのではないでしょうか。

特に、洗濯ができないベッドやソファの消臭や除菌においては、とても重宝しますよね。

しかし、そのファブリーズが「購入してはいけない」と言われていることを知っていますか？

今回は、ファブリーズを買ってはいけない理由を詳しく解説したので、興味のある方はぜひ最後までお付き合いください。

ファブリーズとは?

ファブリーズは、P&Gが製造・販売している消臭・芳香スプレーで、除菌の効果も兼ね備えています。

テレビCMや広告では、「瞬間お洗たく」や「ファブリーズで洗おう」といったキャッチフレーズを耳にした方も多いでしょう。

布用スプレーが一般的ですが、空気の消臭やバスルームの防カビ、トイレ用、玄関用、さらには車用など、さまざまな種類が展開されており、非常に便利です。

その効果としては、タバコの臭いや体臭、汗、焼肉などの食物由来の臭い、さらにはペットの臭いや日常生活で発生するさまざまな匂いに対しても有効です。

ファブリーズの成分

ファブリーズは一体どのような成分で構成されているのでしょうか。

P&Gの公式ウェブサイトには、以下のように記載されています。

この表を見てみると、具体的に何が使われているのかが分からず、少し不安を感じるかもしれません。

ファブリーズを買ってはいけない理由まとめ

手軽に不快な臭いを消し去り、除菌も行えるファブリーズですが、

なぜ「買ってはいけない」と言われているのでしょうか。

その理由を4つご紹介します。

健康を害する可能性がある

消臭効果の主成分は「合成香料」であり、人体に対して危険を及ぼす可能性があります。

合成香料は、鼻には良い香りとして感じられる一方で、脳には相当なストレスを与えることがあります。

「香害」という言葉が存在し、香りを含む化学物質によって、めまいや吐き気、思考力の低下、さらにはアレルギー症状を引き起こす恐れがあるのです。

綺麗にならない

よく誤解されがちですが、ファブリーズを使用したところで、物が綺麗になるわけではありません。

一般的に衣服の汚れは、洗濯によって取り除かれますよね。

ファブリーズには洗濯機能は備わっていないのです。

臭いを封じ込めているだけで、臭いの原因となる汚れを取り除いているわけではないのです。

P&Gの公式ウェブサイトにも次のように記載されています。

実際に汚れやカビが布地についていて、不快なニオイが発生している場合、ファブリーズで一時的にニオイを軽減しても、汚れやカビから再度ニオイが発生することがあります。この場合、まず汚れを取り除く方が効果的です。

引用元：https://www.myrepi.com/home/cleaning/febreze-faq-effect/

「ファブリーズを使う＝汚れが取れる」という考えは、実際には誤解に過ぎないのです。

服や家具が傷む

ファブリーズには強力な化学物質が含まれている可能性があるため、

これにより不快な臭いを抑えたり除菌を実現することが可能ですが、デリケートな素材の衣服や家具には刺激が強すぎて、傷みやシミの原因となることがあります。

特に、洗えない衣類はデリケートな素材で作られていることが多いため、十分な注意が必要です。

ダニやカビが増える原因となる

ファブリーズを主に使用する対象として、ベッドや布団、ソファなどが挙げられると思います。

これらは洗うのが難しいため、清潔に保ちたい、除菌したい、ダニやカビを防ぎたいと考えるのは当然です。

しかし、ファブリーズの使用が逆にダニやカビの原因になることがあります。

ダニやカビは湿気を好むため、ファブリーズを使うことでその湿度を高めてしまうのです。

ファブリーズは除菌効果を謳っていますが、身の回りには無数の菌が存在しており、一時的に除菌できたとしても、すぐに新たな菌が繁殖してしまいます。

まとめ：ファブリーズを使わずに綺麗にしよう!

今回は、ファブリーズを買ってはいけない理由についてまとめてみました。

健康を損なう可能性があり、衣服や家具を傷めるリスクがある上、ファブリーズを使用しても物がきれいになるわけではありません。

ファブリーズで一時的にごまかすのではなく、手間はかかりますが、天日干しなどを行いながら、根本的に汚れを取り除くことを心がけましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。