テレビで話題沸騰中のパナソニック「ビストロ NT-D700-K」を徹底レビュー
テレビ放送で紹介され、話題を呼んだモデルの実力を、実際の使い勝手と日常の料理シーンで検証します。パナソニックのビストロ NT-D700-Kは、遠近トリプルヒーターとインテリジェント制御を組み合わせた先進のトースターです。冷凍食品の解凍から厚切りパン、さらにはアレンジトーストまで、オートメニューが豊富に用意されており、忙しい朝にも大きな味方になります。
本体サイズは34.1×32.8×26.9 cm、庫内寸法は26.0×25.0×9.5 cmと、キッチンの置き場所を選ぶサイズ感ですが、パンや焼きいもなどの幅広いニーズに対応する余裕があります。実際に使ってみると、庫内の有効高が適度に確保されており、厚めのパンやフランスパンでも楽に入ります。日常使いを想定すると、設置場所を選ばず使いやすい点が大きな魅力です。なお、テレビ放送で注目された話題性だけでなく、長期的な耐久性と安定性にも期待が持てます。焼き上がりの均一性は、遠近トリプルヒーターとセンサー制御の相乗効果によるものと感じました。
特筆すべきは、7200通りのプログラムに対応し、厚切りパン・冷凍パン・クロワッサン・焼きいもなど、多様なメニューを自動で最適化してくれる点です。朝食だけでなく、夕食のサイドメニュー作りにも活躍します。さらに、アレンジトーストや具材をのせたフランスパンにも対応する点は、パン好きにとって見逃せないポイント。凍ったパンを解凍する際も、外側はサクッと、中はふんわりとした焼き上がりを安定して狙えるのが印象的でした。
操作系は、予熱なしで8段階温度調節のオーブン調理が可能という点が大きな特徴です。120℃から260℃までの幅広い温度域を細かく設定できるので、トーストだけでなく、じっくり焼くお芋や小型のグラタン、フレンチトーストの温度管理にも対応します。使い勝手の良さは、オートメニューの充実と相まって、初心者でも失敗なく調理を完結させやすい点にあります。実際の操作感は直感的で、ダイヤルとボタンの配置も使い勝手を損なわないバランスです。
良い点として、まず第一に「均一な焼き上がり」と「自動メニューの豊富さ」が挙げられます。パンの厚みやタイプに応じて自動で火力と時間を調整してくれるので、朝の時間短縮につながります。次に、乃が美推奨の高級パン専用のグレード感を感じさせる仕上がりも体感できます。加えて、ヒーターの位置と複数のセンサー連携により、焼きムラのリスクを抑えつつ、手早く焼き上げる性能は、忙しい家庭に適しています。
ただし、気になる点もいくつかあります。まずサイズ感が大きめで、キッチンのカウンターを広く使う必要があります。スペースに余裕のないキッチンでは設置場所の検討が重要です。続いて、価格帯を考慮すると価格対機能の比は高いものの、初期投資としてはやや高めに感じる場面もあるでしょう。また、強い火力を長時間使うと本体の熱が高くなり、周囲の配置には少し配慮が必要です。最後に、オートメニューが豊富である反面、熟練の料理人のように細かな焼き加減を追及するには手動モードの活用も前提になる場面がある点は留意すべき点です。
総じて、NT-D700-Kは「パンと焼き菓子を日常的に楽しみたい人」にとって、圧倒的な使い勝手と安定した焼き上がりを提供する優秀な1台です。家庭でのパンライフをワンランク上に引き上げたい方には特におすすめします。パン屋のような仕上がりを自宅で再現したいという欲求を満たしてくれる存在です。新しい発見と活用の幅を広げたい人には、強く検討してほしいモデルです。