買ってはいけない?ONKYO K-522M(S)レビュー

買ってはいけない?ONKYO K-522M(S)レビュー

ONKYO K-522M(S) カセットデッキレビュー

音楽を愛する皆さんにとって、カセットデッキは懐かしいアイテムでありながら、今でも魅力を持つ存在です。今回は、ONKYO K-522M(S)のオートリバースカセットデッキについてレビューします。このデッキは、DOLBY B/C NR/HX PROを搭載し、音質にこだわりを持つ方にもおすすめです。

まず、デザインについてですが、シンプルでありながら高級感のある仕上がりが印象的です。サイズは275W×118H×314Dmm、質量は4.5kgと、家庭用として扱いやすいサイズです。

さて、実際に音質を聴いてみると、ワウ・フラッターが0.07%と非常に優れた数値を記録しており、音楽を再生する際の安定感があります。特に、メタルテープを使用した際のSN比が78dB(3%THD)というのは、ノイズを感じさせず、音楽に没入することができます。周波数特性も20Hz~17kHzと広く、低音から高音までクリアに聴こえるのが嬉しいポイントです。

ここで、簡単な星評価表を示します。

| 評価項目 | 評価 |
|————–|————|
| デザイン | ★★★★☆ |
| 機能性 | ★★★★☆ |
| 価格満足度 | ★★★☆☆ |
| 総合評価 | ★★★★☆ |

機能性に関しては、オートリバース機能が便利で、テープをひっくり返す手間が省けるのが大きな利点です。音質も優れているため、懐かしいカセットテープの音楽を楽しむには最適です。ただ、テープの取り扱いには注意が必要で、古いテープを使用すると音質が劣化していることがありますので、新しいテープを使用することをおすすめします。

一方で、気になる点もいくつかあります。例えば、消費電力が18Wとやや高めで、長時間使用する場合には電気代が気になるかもしれません。また、カセットデッキ自体はアナログ機器であるため、デジタル音源に比べるとどうしても音質的には劣る部分がありますが、その温かみのある音色はデジタルでは味わえない魅力でもあります。

総じて、ONKYO K-522M(S)は、懐かしさとともに音楽を楽しむための素晴らしいアイテムです。カセットデッキにこだわる方や、レトロな音楽体験を求める方には特におすすめです。デザイン、音質、機能性のバランスが良く、コストパフォーマンスも悪くありません。このデッキで、あなたも音楽の新たな楽しみ方を見つけてみてはいかがでしょうか。

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