買ってはいけないシワ改善クリーム!効果的な使い方とは?

鏡をじっくりと眺めていると、どうしても目が行くのが気になるシワの存在ですよね。

特に、笑顔を浮かべた際に現れる表情ジワや、年齢を重ねるにつれて増えるシワ、または写真を撮った瞬間に「あれ、こんなにシワがあったのか」と驚かされることも多いのではないでしょうか。

そんな嫌なシワを日常的なケアによって美しく整えてくれる「シワ改善クリーム」は、私たちにとって非常に魅力的なアイテムと言えます。

しかし、スキンケアを行うことで本当にシワが改善されるのか、疑問を持つ方も少なくないのではないかと思います。

シワ改善クリームには、効果が期待できるものや、自分の具体的な悩みに合ったアイテムを選ぶことが不可欠です。そうでなければ、せっかくの投資が「無駄なもの」に変わってしまう危険性もあります。

この記事では、シワ改善クリームを選ぶ際のポイントをタイプ別に詳しく解説し、その効果的な使用法についてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。

本当にシワを改善できるクリームはどれ?

シワ改善クリームには多くの種類があり、どれを選ぶべきか迷ってしまうこともあるでしょう。

「シワ」と一口に言っても、実際にはさまざまなタイプが存在しているため、それぞれのタイプに応じたアイテムを使用し、効果的にシワを改善していくことが重要です。

シワの種類は大きく二つに分けることができます。

  • 目元などに現れる乾燥による小じわ
  • おでこやほうれい線などに深く刻まれたシワ

これらのシワについては、過去には潤いを与え、乾燥を防ぐケアが主流であり、シワ改善には至らないことが多かったのです。

しかし最近では、厚生労働省がシワ改善効果を認めた「薬用成分を含むシワ改善クリーム」を使用することで、実際に効果を実感できるようになっています。

したがって、シワ改善に有効とされる成分を含むアイテムを選び、自分の肌質に合った使い方を見出すことが大切なポイントとなります。

シワ改善3つの有効成分の特徴

ここでは、シワ改善として認められている3つの有効成分について、それぞれ詳しく解説していきます。

レチノール

レチノールはビタミンAの一種であり、ヒアルロン酸やコラーゲンの生成を促進することで、肌に潤いを与え、ハリや弾力をもたらし、シワの改善を図ります。

ニールワン

これは化粧品メーカー「ポーラ」が開発した独自のシワ改善有効成分で、シワの原因となる好中球エラスターゼの働きを抑制することでシワを改善する効果が期待されます。

ナイアシンアミド

コラーゲンの生成を促し、肌にハリを与えることでシワを改善します。

さらに、ナイアシンに加えてメラニンの生成を抑える成分が含まれる製品は、シワ改善だけでなく、シミやそばかすの予防効果も期待できるため、非常に便利です。

肌のタイプによってアイテムを使い分ける

有効成分が含まれたシワ改善クリームを使用したからといって、必ずしもシワが改善されるわけではないことを理解しておく必要があります。

私自身も実際に体験しましたが、自分の肌に合わない成分が含まれたクリームを使い続けると、肌荒れを引き起こす原因になることがあるため、十分に注意が必要です。

したがって、自分の肌質にぴったり合ったアイテムを選ぶ際には、以下のポイントを確認することが重要です。

  • 乾燥が気になる大人肌・・・比較的油分が多いクリームを選ぶ
  • ニキビや吹き出物ができやすいオイリー肌・・・保湿成分が豊富で油分の少ないクリームを選ぶ

また、シワ改善クリームは人によって肌に刺激を与える場合があるため、特に敏感肌の方は最初は少量を肌に塗布し、皮膚の状態を確認しながら使用することが重要です

直接顔に塗ることに抵抗がある場合には、腕の内側でパッチテストを行ってから使用する方が多いです。

タイプ別シワ改善クリーム・美容液の使い方

ここからは、有効成分を含む人気のシワ改善クリームを、タイプ別にご紹介していきます。

純粋レチノールを含むスキンケア

純粋レチノールは、肌の表面に存在する表皮だけでなく、その下にある真皮層にもアプローチし、シワの改善が期待できる成分です。

真皮層には肌の弾力を保つために必要不可欠なコラーゲンが存在していますが、純粋レチノールはこのコラーゲンの生成をサポートすることができると言われています。

さらに、肌自身が潤いを保つためのヒアルロン酸を生み出す力を助けるため、水分を蓄えながらシワを改善することができます。

具体的な商品例としては、「エリクシールシュペリエルエンリッチドリンクルクリーム」が挙げられます。

また、シワ改善に効果的なレチノールに加えて、美白に効果的な成分m-トラネキサム酸が配合された「エリクシールホワイトエンリッチドリンクルクリーム」は、シワ改善だけでなくシミやそばかすを予防し、肌に潤いとハリを与えてくれる優れた商品です。

このレチノールを含むクリームは、乾燥に起因する目元や口元、またたるみが気になる30代以降の肌のケアに特に適しています

ニールワンを含むスキンケア

ニールワンは、日本で初めてシワ改善の成分として認められたもので、化粧品メーカー「ポーラ」が開発したものです。

表情や癖によって深く刻まれたシワを改善することは、実際にはなかなか難しいプロセスです。その中で「好中球エラスターゼ」という物質が重要な役割を果たしています。

好中球エラスターゼは、紫外線や傷害などによってダメージを受けた肌の真皮層を分解する働きがあり、これが過剰に分泌されてしまうとコラーゲンまで破壊してしまうのです。

この点に注目したのが「ポーラ」の開発者であり、好中球エラスターゼの働きを抑える成分「ポーラ リンクルショットメディカルセラム」(ニールワン)を開発しました。

分解を抑えることでシワを改善するため、肌の奥深くにある真皮層に浸透し、深いシワの改善が期待できます.

ナイアシンアミドを含むスキンケア

ナイアシンアミドは、多くの有効成分の中でも特にシワ改善クリームや美容液に広く使用されています。

さらに、一部のアイテムではメラニン生成を抑制し、シミやそばかすを予防する効果も期待できる商品があり、レチノールよりも刺激が少ないのが特徴です。

また、ナイアシンアミドを含む製品は、他の有効成分が配合されたシワ改善アイテムに比べて比較的お手頃な価格で購入できるものが多く、長期間にわたって使用しやすいと人気があります。

ナイアシンアミドを含む代表的なクリームや美容液には「ディセンシア リンクルO/Lコンセントレート」や「オルビス リンクルブライトセラム」などがあります。

比較的刺激が少ないことから、シワが目立たない30代前からの予防目的で使用する方が多いです。

まとめ

今回は、タイプ別のシワ改善クリームの選び方やその効果的な使い方について詳しくお伝えしました。

シワ改善を実感したいと考えるなら、自分の肌質に合った有効成分が含まれた製品を選ぶことがいかに重要であるかをご理解いただけたかと思います。

さらに、スキンケアを通じてシワを改善することを目指すのであれば、即効性は期待できないため、継続的な使用が必要不可欠です。購入時にはしっかりとリサーチを行い、納得のいく製品を選ぶことを強くお勧めします。

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