買ってはいけないドッキングステーション!その理由は?

ドッキングステーションを使った整然としたパソコンデスク

ごちゃごちゃした配線1

ノートパソコンを日常的に使用していると、知らないうちに周辺機器が増えていき、デスク上が配線で散乱してしまうことがよくあります。

「お父さんの机の上が汚い」と娘さんに注意されている

娘から注意を受けるお父さん

「お父さんの机の上が汚い」と家族に指摘されたり、「もう少し整理した方がいいんじゃない?」とアドバイスを受けたりすることはありませんか?

ごちゃごちゃした配線2

また、ノートパソコンを持ち運ぶ際に「配線を外すのにかなり時間がかかる」という悩みや、「複数のケーブルを外すのが面倒だ」といった問題に直面していませんか?

そのようなお悩みを抱えている方々には、ドッキングステーションが非常におすすめです!

このドッキングステーションを利用すれば、配線が整頓され、デスクがすっきりと片付きます。

さらに、ノートパソコンと周辺機器を1本のケーブルで接続できるため、非常に便利に使うことができます。

ドッキングステーションとノートパソコンを1本のケーブルで接続

これから、ドッキングステーションのさまざまな種類や選び方のポイント、さらには各ポートの種類やその機能について詳しく説明していきます。

ドッキングステーションの種類は?選択ポイントを紹介!

ドッキングステーションには、形状に基づく3つのタイプと、OSに基づく3つのタイプが存在します。

形態の違いによる3種類

形態の違いによる3つのタイプは、スタンドタイプ、据え置きタイプ、そしてポータブルタイプです。

ここでは、それぞれの違いや選択の際のポイントについて詳しく紹介します。

スタンドタイプ

スタンドタイプ

このタイプは、ノートパソコンの下に設置する形状をしています。

狭いデスクでも使えるモデルを探している方に最適です。

スタンドタイプをノートパソコンの下に設置

ノートパソコンを持ち上げることで、排熱効率が向上します。

その結果、熱による作業効率の低下を防ぎ、快適に使用することができます。

据え置きタイプ

このタイプは、多くの周辺機器を接続可能な高機能モデルです。

電源アダプターから電力を供給するため、周辺機器を安定した状態で利用することが可能です。

価格は高めですが、複数の外部ディスプレイを高画質で楽しむことが可能です。

ポータブルタイプ

ポータブルタイプ

このタイプは、コンパクトで持ち運びに適していることが大きな特徴です。

持ち運びを重視しているため、ポートの数が少なく、機能には制限があります。

OSの違いによる3つの種類

OSのイメージ

ドッキングステーションが対応するOSは以下の3つです。

  1. Windows
  2. macOS
  3. Chrome OS
ただし、ドッキングステーションの機種によっては、対応しているOSやそのバージョンに制限がある場合があります。
購入前には、使用しているノートパソコンのOSとそのバージョンを必ず確認することが重要です。

OSバージョンアップのイメージ

ドッキングステーションに必要なポートは?ポートの種類と機能を紹介!

ドッキングステーションの大きな特徴は、多様な種類のポートを装備していることです。

ドッキングステーションの形状やOSの対応によって、搭載されるポートの種類や数は異なります。また、同じ種類のポートでも、バージョンによって機能や伝送速度が異なることがあります。
[caption id="attachment_28158" align="alignnone" width="450"] ドッキングステーションのポート[/caption>

あなたの使用目的に適したポートの種類や数を、しっかりと考慮した上で選ぶことが非常に重要です。

なお、ノートパソコンの接続ポートに

  • DisplayPort Alt Mode
  • USB Power Delivery

の機能がない場合、外付けディスプレイや急速充電の機能を利用することができません。

ノートパソコンの接続ポートの機能は必ず確認し、もし不明な点があればパソコンメーカーに問い合わせるようにしましょう。
[caption id="attachment_28159" align="alignnone" width="450"] ノートパソコンのポート[/caption>
これを怠ると、期待してドッキングステーションを購入した際に、ディスプレイが動作しないなどの問題が発生する可能性があるので、十分に注意が必要です。

次に、ポートの種類やその機能について詳しくご紹介します。

パソコン接続用ポート

ノートパソコンと接続するためのポートです。

ノートパソコンの性能を最大限に引き出すためには、このポートが非常に重要です。
[caption id="attachment_28141" align="alignright" width="300"] ノートパソコンのUSB type-Aとtype-Cポート

このポートの端子形状は、USB type-AとUSB type-Cの2種類に分かれています。

それぞれの伝送速度と機能は以下の通りです。

USB type-A

ノートパソコンのUSB type-A

機能(オプション):DisplayPort Alt ModeとUSB Power Delivery

USB type-Aには、3種類のバージョンが存在します。

  1. USB 2.0:伝送速度 480Mbps
  2. USB 3.0:伝送速度 5Gbps
  3. USB 3.1:伝送速度 10Gbps

USB type-C

ノートパソコンのUSB type-C Thunderbolt 4[/caption>

機能(オプション):DisplayPort Alt ModeとUSB Power Delivery

USB type-Cには、6種類のバージョンがあります。

  1. USB 2.0:伝送速度 480Mbps
  2. USB 3.0:伝送速度 5Gbps
  3. USB 3.1:伝送速度 10Gbps
  4. USB 3.2:伝送速度 10・20Gbps
  5. USB4:伝送速度 20・40Gbps
  6. Thunderbolt 3/4:伝送速度 40Gbps

USB type-Aポート

[caption id="attachment_28022" align="alignright" width="300"] USB type-Aポート×3 USB 3.0バージョン

こちらは周辺機器との接続用ポートです。

伝送速度と機能は、パソコン接続用ポートのUSB type-Aと同じです。

USBレシーバーや有線マウス、有線キーボード、プリンターを接続する際には、USB 2.0のバージョンでも十分です。

無線マウスとUSBレシーバー[/caption>

USBメモリや外付けハードディスク、外付けSSDを接続する場合は、伝送速度の速いUSB 3.0以上のバージョンのポートを選ぶことをお勧めします。
[caption id="attachment_28176" align="alignnone" width="400"] USBメモリと外付けハードディスク、外付けSSD[/caption>
ポート数は、あなたが使用しているUSB type-A用機器に加えて1ポートあると、追加の機器にも対応できるため非常に便利です。

USB type-Cポート

このポートは周辺機器を接続するために使用されます。

伝送速度と機能は、パソコン接続用ポートのUSB type-Cと同じです。

特に、画像などのデータ量が大きいものを転送する際に非常に役立つポートです。

USB 3.1以上のバージョンのポートが1つあると非常に便利です。

映像出力ポート

[caption id="attachment_28177" align="alignright" width="450"] 映像出力ポート

外付けディスプレイと接続するためのポートです。

映像出力ポートには以下の4種類があります。

  1. HDMI
  2. DVI
  3. VGA(アナログ)
  4. DisplayPort
ドッキングステーションのモデルによっては、同時に接続可能なディスプレイの数や解像度が異なる場合があるため、注意が必要です。
使用している外付けディスプレイの台数や解像度に適したポートを選択することが重要です。

2台の外付けディスプレイを使用[/caption>

有線LANポート

[caption id="attachment_28015" align="alignright" width="300"] 有線LANポート

有線でネット回線を接続するためのポートです。

有線LANポートには以下の3種類があります。

  1. 10Mbps
  2. 100Mbps
  3. 1000Mbps
性能を考慮し、速度が速い1000Mbpsのポートを選ぶのが理想です。

SDカードポート

SDカードポート

デジタルカメラで撮影したデータをノートパソコンに取り込むために使用するポートです。

SDカードポートには以下の2種類があります。

  1. SDカード用
  2. microSDカード用
自分が使用しているデジタルカメラに適したポートを選択してください。

USB PD(Power Delivery)専用ポート

USB PD専用ポート

充電や給電を行うためのポートです。

仕様によっては、最大で100W(20V 5A)の電力を供給できるものも存在します。

USB type-Cポートと兼用でも問題ありません。

最低でも1ポートはあると非常に便利です。
3A以上の充電・給電を行う場合には、5A対応のPDケーブルが必要になります。

USB PD 100W用急速充電器と5A用PDケーブル

オーディオ入出力ポート

[caption id="attachment_28049" align="alignright" width="300"] ヘッドセットポート

音声や音楽の入出力を行うためのポートです。

オーディオ入出力ポートには以下の3種類があります。

  1. マイクポート:音声や音楽の入力用
  2. ヘッドホンポート:音声や音楽の出力用
  3. ヘッドセットポート:音声や音楽の入出力を一つにまとめたポート

まとめ

ドッキングステーションの接続イメージ

ドッキングステーションの多様な種類や選択する際のポイント、さらにはポートの種類とそれぞれの機能について詳しく解説してきました。

ドッキングステーションを選ぶ際には、あなたの使い方やニーズに合ったものを選ぶことが非常に重要です。

この記事を参考にしながら、自分に必要なものと不要なものを見極めて、賢い選択を行ってください。

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