買ってはいけない猫砂を使ってはいませんか？

皆さんは、猫用のトイレ砂を選ぶ際にどのような点に悩んでいることでしょうか？現在使っている猫砂が、本当に安心で安全なものなのか疑問に思うこともあるかもしれません。

近年、多種多様なタイプの猫砂が市場に登場しており、どれを選ぶべきか迷うことが多いのが現実です。そこで、私自身も愛猫と生活しながら同様の悩みを抱えていた経験をもとに、以下の情報をまとめてみました。

• 選んではいけない猫砂の種類

• 選んではいけない理由

• 猫砂の種類について

• おすすめの猫砂

この記事を通じて、猫砂選びの参考としていただければ幸いです。

選んではいけない猫砂の種類

多くの猫にとって最も人気のある鉱物系の猫砂ですが、実はこのタイプは避けた方が良いとされています。この猫砂は優れた消臭効果があり、セメントのようにしっかりと固まるため、トイレ掃除が非常に楽になることから、多くの飼い主に支持されています。

さらに、使用済みの猫砂だけを取り除くことで、経済的にも優れたコストパフォーマンスを実現しています。しかし、この鉱物系猫砂には猫が砂を掘ったり掃除をする際に細かい粉塵が舞い上がるという欠点も存在します。

次に、鉱物系の猫砂を選ばない方が良い理由について詳しく見ていきましょう。

鉱物系の猫砂には、有害成分であるベントナイトが含まれているため、注意が必要です。ベントナイトは粘土の一種で、水分を吸収すると膨張し、粘性を増す特性があります。その細かい粒子は猫の肉球に入りやすく、毛繕いの際に誤って飲み込んでしまうことがあるため、特に注意が必要です。

また、舞い上がる粉塵は呼吸とともに体内に入り込み、喉や鼻に刺激を与え、健康被害の原因となる可能性があることが報告されています。呼吸器系の疾患を持つ猫や飼い主は、特に注意が必要です。水分と混ざることで固まる猫砂が、体内で水分と結びつくことを考えると、非常に恐ろしい事態になりかねません。

果たして、健康に悪影響を及ぼす可能性のある猫砂が販売されていることは許されるのでしょうか？そこで、ライオンペット株式会社のFAQコーナーを調査してみました。すると、以下のような質問が寄せられていることがわかりました。

回答から一部抜粋

通常の使用方法であれば、当社の鉱物系猫砂に関して粉塵による健康被害のリスクは低く、安心して使用することができるとのことです。ただし、喘息や呼吸器系の疾患を持つ方や猫の場合には、咳が引き金となって持病が悪化する可能性があるため、特に注意が必要です。

詳細な回答を知りたい方はこちら　→　https://www.lion-pet.co.jp/info/index.htm

次に、猫砂の種類とその特徴について見ていきましょう。

猫砂は、主成分の違いによって、鉱物系、紙系、木系、おから、シリカゲルの5種類に大別されます。それぞれの猫砂には異なるメリットとデメリットが存在しますので、以下に説明します。

鉱物系

メリット	しっかり固まる特性を持ち、消臭性や抗菌性に優れています。
デメリット	埃が舞いやすく、そのため猫の安全性に対して不安を抱く声があることが問題です。

紙系

メリット	トイレに流せたり、燃えるゴミとして処分できたりと、手入れが非常に楽です。
デメリット	軽量なため、飛び散りやすく、掃除が大変になることがあります。

木系

メリット	環境に優しい素材として注目されています。
デメリット	ひのきや杉にアレルギーを持つ方には注意が必要です。

おから

メリット	食材由来であるため、安心して使用することができます。
デメリット	合成保存料や防腐剤が使用されている製品も存在するため、選ぶ際には注意が必要です。

シリカゲル