買ってはいけない？アイリスオーヤマIHB-M301レビュー

アイリスオーヤマの多機能ハンドブレンダーで、離乳食から日常のスムージーまでを楽に作る実力を徹底解説

アイリスオーヤマのハンドブレンダーは、キッチンに映えるアイボリーのボディが特徴的で、置いておくだけでカフェ風の雰囲気を演出してくれます。デザインだけでなく、機能面も非常に現実的。離乳食作りにもピッタリな設計で、初めての方でも手を出しやすい点が好印象でした。3STEPというシンプルさが、忙しい日常にも適しています。外側のスイッチ部は安定感があり、作業中に手が滑りにくいのも嬉しいポイントです。

料理の核となる機能は、1台4役の構成。まぜる、つぶす、きざむ、泡立てるが、切替ダイヤルひとつでつながる設計です。私は朝のスムージーづくりにこの機能を活用しました。強力な攪拌力と、細かく砕ける食感の両立が非常に自然で、材料の風味を崩さずに仕上げられる点が魅力。ダイヤルをまわすだけの簡単調節は、料理初心者でも迷わず使える大きな理由になります。低速から高速までの切替がスムーズなので、クリーム状になるまで時間をかけず、均一な仕上がりを得られました。

しかも、安全面にも配慮が行き届いています。2アクションスイッチは、ロック解除ボタンを押している状態のみ運転できる仕組みで、子供が誤って操作してしまうリスクを低減しています。これにより、立ち上がり時の思わぬ飛び散りも抑えられ、キッチン周りの清潔さを保つ助けになります。スタンド付きという点も地味にポイント高いです。立てて収納できるため、カウンターがすっきりと保て、出しっぱなしになりにくいのがいいですね。

使い勝手の面でも遍歴がありました。スタンド付きの設計は、料理の途中で一旦置く場面があっても、安定して本体を垂直に立てられる点が優秀。空気を含んだ泡立て作業もこなせ、ふわっとした食感を求めるレシピにも対応します。アイボリーのカラーは欺くほど高級感があり、長い目で見ても色褪せを気にせず使い続けられる印象です。操作自体は重さも手ごろで、長時間使い続けても疲れにくい点も評価できます。

良い点だけでなく、気になる点にも触れておきます。まず、音はやや大きめ。騒々しい時間帯には周囲へ少し気を使う必要があります。次に、パーツが多く、用途別にアタッチメントを交換する手間は避けられません。慣れるまでは組み立て・洗浄の動作を少し丁寧に行う必要があります。ただし、洗浄性の高いパーツ構成になっており、分解して水洗いできるのが救いです。最後に、価格感は人それぞれの価値観に左右されますが、機能性とデザインのバランスを考えると「投資する価値がある」と感じました。

この製品を使いこなすコツとして、まずは素材に合わせたモード選択を意識すると良いです。野菜の粗砕きには低速、果物の滑らかなスムージーには高速と、素材の食感と風味を最大限に引き出す切替が可能です。離乳食作りにも積極的に活用でき、食材を細かく砕いてペースト状にする作業が格段に楽になります。さらに、洗浄時の取り外しはシンプルで、アタッチメントごとに部位を分けて洗えば衛生的に保てます。

総じて、日々の台所作業を楽に、そして楽しくしてくれる相棒としておすすめできます。以下の表は、私が実感した評価ポイントを数値化したものです。