買ってはいけない?SONY SELP1020Gレビュー

買ってはいけない?SONY SELP1020Gレビュー

SONY(ソニー) 広角ズームレンズ SELP1020G レビュー

SONYから新たに発売された広角ズームレンズ、APS-C E PZ 10-20mm F4 Gは、デジタル一眼レフカメラα[Eマウント]用の純正レンズとして位置付けられています。このレンズの最大の特徴は、全ズーム域にわたって開放F値4を実現している点であり、特に世界最小かつ最軽量という特性も兼ね備えています。したがって、ミラーレス一眼カメラを愛用するユーザーにとって、非常に魅力的で理想的な選択肢となるでしょう。

このレンズの際立った特長は、超広角ズームを駆使した豊かな表現力です。焦点距離は10mmから20mmまでの範囲をカバーしており、特に風景や建築物の撮影においてその真価を発揮します。広がりのある構図を実現することで、被写体をよりダイナミックに捉えることができ、独自の視点からの写真を表現することが可能です。また、高い描写性能を誇り、色再現性やコントラストにおいても申し分のない結果を提供します。

さらに、レスポンスの良い新設計のパワーズームは、操作性の面でも非常に優れています。動画撮影時でもスムーズなズームが可能で、クリエイティブな映像を制作する際に大いに役立ちます。静止画だけではなく、動画撮影にも適した高いオートフォーカス性能を備えており、動きのある被写体への対応力も非常に高い点が大きな魅力となっています。

ただし、いくつかの気になる点も存在します。例えば、このレンズは全体的に軽量でコンパクトなデザインですが、ズームリングがわずかに滑りやすく感じることがあるかもしれません。特に手が濡れている時などには、しっかりとした操作が求められます。また、広角レンズ特有の歪みが気になる方もいるかもしれませんが、これは他の広角レンズにも共通する課題です。

このレンズの評価は以下のようになります。

| 評価項目 | 評価 |
|————–|————|
| デザイン | ★★★★☆ |
| 機能性 | ★★★★★ |
| 価格満足度 | ★★★★☆ |
| 総合評価 | ★★★★☆ |

総じて、SONYのこの広角ズームレンズは、特に風景や建築の撮影を楽しむフォトグラファーにとって、非常に素晴らしい選択肢と言えるでしょう。軽量でコンパクトなデザインは旅行や外出の際にも大いに便利で、さまざまなシーンに対応可能な優れた性能を持っています。

ただし、購入を検討されている方には、実際に手に取ってみて、操作感や描写の質を確認することを強くお勧めします。特に動画撮影を頻繁に行う方には、そのパワーズームの性能を実感していただけるはずです。全体として、このレンズは非常に満足度の高い製品であり、ぜひおすすめしたいアイテムです。

タイトルとURLをコピーしました