
皆さんは普段、自宅で揚げ物を楽しんでいますか?
その場で揚げたばかりのカリッとしたからあげは格別に美味しいものですが、自宅で揚げ物を行うのは意外と手間がかかるものですよね。
そんな時にぜひとも揃えておきたいのが、「揚げ物鍋」です。
揚げ物は、フライパンや一般的な鍋を使っても調理可能ですが、専用の揚げ物鍋を使うことで、より美味しく仕上げることができます。
そこで今回は、揚げ物鍋を選ぶ際の重要なポイントについてご紹介し、購入を避けるべき揚げ物鍋や、おすすめの揚げ物鍋についても触れていきたいと思います。
どの揚げ物鍋を選ぶべきか悩んでいる方は、ぜひこの記事を参考にしていただければと思います。
揚げ物鍋を選ぶポイント
まず最初に、揚げ物鍋を選ぶ際に考慮すべきポイントをいくつかご紹介いたします。
熱伝導性

揚げ物を行う際に非常に重要となるのが、油の温度です。
揚げ油の温度が低すぎると、食材がべちゃっとした食感になり、高すぎる場合は焦げてしまうリスクがあります。
特に、高温になりやすい揚げ物鍋を選ぶ場合は、火災の危険性も伴いますので注意が必要です。
サラダ油やてんぷら油は、約250℃で発火の可能性があるため、周囲に燃えやすいものを置かないようにし、揚げ物の調理中は絶対に目を離さないよう特に気を付けましょう。
油の後処理のしやすさ

揚げ物を終えた後に気になるのが、油の処理ですね。
使用済みの油をオイルポットに移し替えて再利用したい際には、油が注ぎやすい形状であるかも重要なポイントとなります。
さらに、油が酸化しやすい素材で作られた鍋だと、油の再利用が難しくなり、新たに油を購入する費用がかかることになってしまいます。
油の跳ねにくさ

揚げ物は油はねが心配で、自宅ではなかなかできないという方も多いのではないでしょうか。そんな方には、油はねガード付きの揚げ物鍋をおすすめします。
油はねを防ぐことで、やけどのリスクを減らし、周囲に油の汚れが広がるのを防ぐことができるため、揚げ物後にキッチンがべたべたになるのを防ぐ効果があります。
買ってはいけない揚げ物鍋
ここでは、揚げ物鍋を使う方々のニーズに応じて、それぞれの方におすすめできない揚げ物鍋についていくつか挙げてみたいと思います。
少量の油で揚げたい方

揚げ物の際に少量の油で調理したい方には、20cm以上の揚げ物鍋は選ばない方が無難です。
20cmの揚げ物鍋の適切な油量は約1Lと、多くの油を必要とします。
油の使用を控えたい方は、16cm前後の1人用の揚げ物鍋で、少しずつ食材を揚げることをおすすめします。
揚げ物初心者の方

揚げ物に初めて挑戦する方は、素材選びに注意を払いながら揚げ物鍋を選ぶことが大切です。
まず、プロも愛用している「銅」製の揚げ物鍋は、熱伝導性に優れ、美味しく食材を揚げることができますが、価格が高く、重さもあるため、料理初心者にはあまり適していません。
さらに、「鉄」製の鍋も、熱を蓄えやすく揚げ物に向いていますが、錆びやすく、手入れが難しいため、料理が特別好きではない方には避けた方が良いでしょう。
油を再利用したい方

先ほども述べた通り、「銅」製の鍋は食材を美味しく揚げることができますが、残念ながら、油が酸化しやすいというデメリットがあります。そのため、油を再利用したい方には、「銅」製の揚げ物鍋は避けた方が無難です。
油のお掃除がめんどうな方が買ってはいけない揚げ物鍋

揚げ物をした後の油の処理や、周りに飛び散った油の掃除は非常に手間がかかります。
そうした作業が面倒だと感じる方は、油はねガードが付いていない揚げ物鍋は避けるべきでしょう。
油はねガードは、やけどを防ぐだけでなく、周囲に油が飛び散ってコンロ周りが汚れるのを防ぐ役割も果たしますので、油の処理が苦手な方には、油はねガード付きの製品を選ぶことをおすすめします。
また、油の注ぎ口が小さく浅い商品は、オイルポットなどに油を移し替える際に油が流れ出てしまい、キッチンを汚してしまうリスクがあるため、注ぎ口の形状にも注意が必要です。
おすすめの揚げ物鍋
次に、おすすめの揚げ物鍋についてご紹介いたします。
初心者におすすめ

こちらの製品は、油はねガードと温度計が付属しており、揚げ物に初めて挑戦する方には非常に適しています。また、蓋にバッドが付いているため、そこに食材を置けば油をしっかりと切ることができる点も便利です。
見た目にもこだわりたい方に

こちらは、1947年に設立されたホーローメーカーの富士ホーローが手掛ける製品で、白色の本体に木製の持ち手が付いており、とてもかわいらしいデザインをしています。手間のかかる揚げ物も、こうした魅力的なキッチングッズを使うことで、楽しく行えるかもしれません。また、ホーロー製の鍋は、汚れが落ちやすく、お手入れも非常に簡単な点が魅力の一つです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、
- 揚げ物鍋を選ぶポイント
- 買ってはいけない揚げ物鍋
- おすすめの揚げ物鍋
についてお伝えしました。
どの揚げ物鍋が自分に合っているか迷っている方は、ぜひこの記事を参考にして、自分にぴったりの揚げ物鍋を見つけてみてください。
最後までお読みいただき、心より感謝申し上げます。
コメント