この記事では、お金がなかなか貯まらない人々が無意識に行っている行動について詳しくお話しします。
・給料日前になると残高がほとんどゼロになっている
・将来の生活に対する不安を抱えている
このような悩みを抱えている方はいらっしゃいませんか?
この記事では、お金が貯まらない理由として6つの要因を挙げ、それに対する具体的な対策についてもお伝えしていきます。
自分に該当する項目がいくつあるか、ぜひ確認してみてください。
記事の前半では「お金が貯まらない原因」を、後半では「お金を貯めるために今すべきこと」について詳しく解説していますので、ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。
お金が貯まらない原因
お金が貯まらない理由は個々の状況によって異なりますが、特に貯金ができない人に共通して見られる特徴を6つご紹介します。
自分がどれほどこの特徴に当てはまるか、ぜひチェックしてみてください。
外食をする
日常的な外食はお金が貯まらない大きな要因の一つとして指摘されています。
特に男性の皆さんにとって、外食の頻度が高くなる傾向が見られるかもしれません。
自分で朝食用のお弁当を作ったり、残業後に自宅で料理をするのは、実際にはかなりの手間がかかることですよね。
筆者自身も、かつては昼食も夕食も外食に頼っていました。
しかし、毎日の外食は思っている以上に高額な出費を伴います。
基本的には、昼食に500円から1,000円、夕食に1,000円から2,000円が必要となることが一般的です。
さらに、外出中に飲み物を購入したり、カフェでコーヒーを楽しむことを考慮すると、1日で最低でも1,500円から2,000円の支出がかかることになります。
これを月に換算すると、45,000円から60,000円が消えてしまう計算です。
このように、月単位で考えると、意外にもお金がどれだけ出て行っているかが明らかになります。
しかし、いきなり自炊に切り替えるのは難しいと感じる方も多いかもしれません。
そのような方には、外食の代わりにスーパーで購入できる出来合いの食事を試してみることをおすすめします。
価格は時間帯によって異なりますが、外食よりも明らかにコストパフォーマンスが良く、栄養も十分摂取できますので、ぜひ試してみてください。
特別な理由がない限り、誰でもできることですから、明日からでも早速実践してみてはいかがでしょうか。
コンビニに行く
外食に加えて、コンビニの利用もお金が貯まらない原因の一つとして挙げられます。
周囲に、全くコンビニを利用しない人はいるでしょうか?
実のところ、お金に敏感な人は、特別な理由がない限りコンビニを避ける傾向があります。
コンビニの商品は価格が高めで、つい余計なものまで手に取ってしまうことも多いですよね。
最近では、コンビニが至る所にあり、何でも購入できるため非常に便利ですが、お金を貯めたいと考える人には極力控えることを強くお勧めします。
例えば、毎日立ち寄っていたコンビニを2日に1回に減らすだけでも、大きな違いが出るでしょう。
推しメンバーがいる
お気に入りのアイドルグループや配信者がいる場合、応援の気持ちからついついお金を使ってしまうことがよくあります。
特にアイドルを応援している際には、チケットを手に入れたい一心で、金額に対する感覚が麻痺してしまうことも少なくありません。
この点については、趣味として楽しむことなのでやめる必要はありません。ただし、月に使える金額の上限を設定しておくことを強くおすすめします。
無駄に限度を超えて使わないようにすることが重要です。
喫煙
喫煙者は以前に比べると確かに減少している印象がありますが、まだまだやめられない、あるいはやめる気がない方も多いのが現実です。
近年、タバコの価格も徐々に上昇しており、1箱500円前後となってきています。
例えば、毎日1箱吸っている場合、月に15,000円の支出になる計算です。
15,000円という金額は、非常に大きな額ですよね・・・。
もしタバコをやめることができれば、その15,000円を毎月貯金に回すことも可能です。
長年吸ってきた方には簡単にやめられないかもしれませんが、身体に与える悪影響を考慮すると、今日から少しずつ我慢してみるのも良いかもしれません。
飲酒
頻繁に飲み会を開いている方は、特にお金が貯まりにくい傾向があります。
お酒を楽しむこと自体は決して悪いことではありませんし、仕事上の付き合いで飲むことが避けられない場面も多く存在します。
しかし、支出が一番多くなるのは友人や同僚、後輩、異性との飲み会です。
通常は1軒で終わらず、合計金額をみんなで割り勘することが一般的で、時には自分が奢ることも考慮しなければなりません。このため、月に3回から4回程度に飲み会を抑えることをお勧めします。
外で人と飲むのが好きな方には少々我慢が必要かもしれませんが、気の置けない友人との交流にはオンライン飲み会を取り入れることをおすすめします!
オンライン飲み会では、あらかじめ自宅でお酒や食べ物を用意する必要がありますが、その分出費を抑えることが可能です。
外食と同様に、飲み会も適度に楽しむことが大切です。
一人暮らし
お金が貯まらない原因の一つとして、一人暮らしもよく挙げられます。
一人暮らしをすると、どうしても固定費が発生してしまいますよね。
加えて、家賃が高い場所に住んでいる場合、給料のほとんどを家賃に充ててしまうこともあります。
一般的には、「家賃は給料の3分の1以下に抑えるべき」とされていますが、この給料というのは手取り金額を指していることを忘れないでください。
総支給で考えると、現在住んでいる家が本当に自分に合っているのかを再評価してみるのも良いでしょう。
地方から上京した場合を除いては、実家に戻ることも考慮してみてください。
とはいえ、最終的には自立する必要があります。
例えば、実家で2年間生活してお金を貯め、その後に一人暮らしを始めるという計画を立てることが重要です。
お金を貯めるために今すべきこと
将来に向けて、少しでも早い段階からお金を貯めていくことは非常に大切です。
ここでは、今すぐ実践できるお金を貯めるための方法を3つご紹介します。
収支を把握する
まずは、家計簿をつけて収支をしっかりと管理することから始めましょう。
お金の流れを可視化することで、見直すべき支出が明確になります。
基本的にお金が貯まるメカニズムは、収入を増やすか、支出を減らすかの2つです。
とはいえ、今月から収入を上げるのは非常に難しいのが現実です。
そのため、支出を削減する以外に選択肢はありません。
そのためには、毎月どの項目にどれだけ使っているかをしっかり把握することが不可欠です。
たとえば、毎日コンビニで2,000円使っていることがわかれば、1日の支出上限を1,000円に設定することができます。
そして、コンビニでの支出を1,000円に制限すると、すぐに予算をオーバーしてしまうと気づき、スーパーの利用を考えるようになるでしょう。
このように、月単位ではなく、1日あたりの予算を決める方が取り組みやすいのです。
目標を立てる
お金を貯めるためには、しっかりとした目標を設定することが非常に重要です。
「そんな先のことを考えるのは難しい」と感じる方は、まずは半年後の目標を定めてみてください。
目標がなければ、お金を貯めようという意欲すら湧いてこないものです。
「来年には彼女と同棲したい」「使い古した財布を新調したい」「旅行に行きたい」など、目標は何でも構いません。
最も大切なのは、なぜお金を貯める必要があるのかを明確に理解することです。
期間を決める
いつまでにいくら貯めるのか、あらかじめ期間を設定しておきましょう。
期間を決定することで、今使えるお金を逆算して必要な額を考えることができるようになります。
例えば、「旅行に行く」という目標を立てた場合、その旅行の時期が決まっていなければ、いつまでにお金を貯めれば良いのかわからなくなりますよね。
多くの人は、貯まってから行こうと考えがちですが、そうなると無理に毎月貯金をする必要がなくなり、気が緩んでしまいます。
そのため、どんな目標でも、期間や期限を設定することが非常に重要です。
収入を増やせばいいという考えは危険!
「収支を把握する」でお伝えした通り、“お金が貯まるメカニズムは、収入を増やすか、支出を減らすかの2つ”です。
この記事を読んでいる方の中には、「それなら副業をして収入を増やそうかな」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
副業自体は全く問題ありません。
むしろ、副業によって毎月の収入が増えるのは嬉しいことです。
しかし、現在お金が貯まらないと悩んでいる多くの方は、収入が極端に少ないわけではなく、支出が多いことが根本的な原因であると考えられます。
そのため、現在の収入が20,000円増えたとして、その全額を貯金に回す意志がある方は副業を始めることも良い選択肢と言えるでしょう。
まとめ:無理のない範囲で支出を見直してみよう
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事の内容を振り返ってみましょう。
・お金が貯まらない原因
→外食が多い/コンビニによく行く/推しメンバーがいる/喫煙/飲酒/一人暮らし
・お金を貯めるために今すべきこと
→収支を把握する/目標を立てる/期間を決める
・収入を増やせばいいという安易な考えは危険
いかがでしたでしょうか?
今回はお金を貯める方法についてお話ししましたが、何よりも無理のない範囲で貯蓄を行うことが重要です。
お金を貯めなければならないと焦るあまり、好きなものを全く買わなかったり、食べたいものを我慢し続けるのはストレスが溜まるだけですので、あまりおすすめできません。
しっかりとリフレッシュしながら、無理のない範囲で貯蓄を増やしていくことを心がけていただければと思います。
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