marantz CINEMA 70sのレビュー
最近手に入れたのは、marantz CINEMA 70sという7.2chスリムデザインのAVサラウンドレシーバーです。この製品は、最新のAudio/Visualフォーマットに完全に対応しており、スリムな筐体内にマランツ独自の豊かな音楽性を凝縮している点が特筆すべきです。具体的には、8K Ultra HDやHDR10+、さらにeARCに対応していることが非常に魅力的です。
まずはデザインから見ていきましょう。スリムな形状は、どのような部屋にも自然に溶け込み、スタイリッシュな印象をもたらします。実際に設置してみると、圧迫感を感じることはなく、むしろ部屋をより広く見せるような効果を実感しました。
次に音質についてですが、さすがはマランツの製品です。音楽や映画を楽しむ際に、音の深みや質感がしっかりと表現され、特にサラウンド感の素晴らしさに驚かされます。各スピーカーからの音が絶妙に融合し、まるでその場にいるかのような没入感を生み出してくれます。この効果は、特にアクション映画などを観る際にその真価を発揮します。
ここで簡単な評価表を作成してみました。
| 評価項目 | 評価 |
|————–|————|
| デザイン | ★★★★☆ |
| 機能性 | ★★★★★ |
| 価格満足度 | ★★★☆☆ |
| 総合評価 | ★★★★☆ |
機能性についても非常に優れており、最新のフォーマットがサポートされているため、将来的にも安心して使用し続けることができるでしょう。特に、eARCへの対応により、音質が劣化することなく、非常にクリアな音声を楽しむことができるのが魅力です。
ただし、いくつか気になる点も存在します。まず、リモコンがやや複雑で、初めて使う際にはその使い方を覚えるのに少々手間取ることがありました。また、スリムデザインのため、発熱が気になるシーンもあり、特に長時間使用する際には適切な通気を確保する必要があるかもしれません。
さらに、接続ポートの数が少ないため、複数のデバイスを同時に接続したい方には少し不便を感じるかもしれません。特に、複数のゲーム機やストリーミングデバイスを所有している方にとっては、デバイスの切り替えが面倒に感じることがあるでしょう。
総じて、marantz CINEMA 70sは、スリムなデザインに高性能な音質、そして最新の技術を見事に詰め込んだ素晴らしいAVサラウンドレシーバーです。特に映画鑑賞や音楽を楽しむ方には、非常におすすめできる商品と言えます。デザインや音質の良さを重視しつつ、多少の不便さを受け入れられる方には、ぜひとも手に入れていただきたい一品です。
