鼻毛脱毛器具を買ってはいけない!

「あの人、鼻毛が見えてるよ(笑)」

こんな風に思ったこと、あなたにもありませんか?

もしかすると、あなた自身がそのように思われている可能性もあります。

このような状況は非常に恥ずかしいものですよね。

身だしなみは、年齢に関係なく常に大切な要素です。

清潔感を持ちたい、異性にモテたいなど、その理由は人それぞれ異なるでしょう。

その一環として、最近では男女を問わず『脱毛』に対する関心が高まっています。

ただし、脱毛の方法によっては身体に悪影響を及ぼす危険性もあるのです。

この記事では『鼻毛脱毛』に焦点を当て、鼻毛脱毛が危険である理由やその背景について詳しく説明していきます。

鼻毛脱毛とは?

まず最初に、鼻毛脱毛にはどのような方法があるのか見てみましょう。

ここでは主に2つの方法に分類して、その特徴について解説します。

毛抜きによる脱毛

最初に紹介するのは毛抜きを使用した脱毛です。

ピンセットと呼ぶ方が馴染みやすいかもしれませんね。

ドラッグストアやオンラインで簡単に手に入ることから、脱毛方法の中では最も一般的なものと言えるでしょう。

ワックスによる脱毛

次にご紹介するのはワックスを用いた脱毛です。

「鼻毛にワックスを使うなんて!?」と驚かれる方も多いかもしれませんが、実際には「ブラジリアンワックス」として知られています。

その手順は、スティックの先端にワックスを塗り、それを鼻の穴に挿入します。

その後、ワックスが固まるまで待ち、固まったらスティックを一気に引き抜くことで、絡みついた鼻毛が抜ける仕組みです。

「非常に痛いのでは?」と思うかもしれませんが、実際にはそれほど痛みを感じないことが多いです。

鼻から引き抜く際に少しの衝撃はあるかもしれませんが、

鼻毛がごっそりと抜けるので、個人差はあるものの、抜いた後の爽快感はかなりのものです。

鼻毛脱毛には、この2つの方法が主に用いられています。

鼻毛脱毛は何故危険なのか?

次に、先ほど述べた鼻毛脱毛が危険である理由について詳しく説明していきます。

その危険性の根源は病気などにかかるリスクを伴うためです。

鼻毛は空気中の細菌が体内に侵入するのを防ぐ重要な役割を果たしています。

したがって、鼻毛を過剰に抜くことでその役割が果たせなくなり、細菌の侵入を許してしまうことになります。

この細菌が病気を引き起こす原因となる恐れがあります。

さらに、脱毛により毛穴を傷つけるリスクも存在します。

もしも、傷ついた毛穴に鼻水が付着した場合、どうなるのでしょうか。

鼻水は体内に侵入しようとした細菌やウイルスを排出しようとする生理的な反応です。

つまり、鼻水には多くの細菌が含まれているということになります。

その鼻水が毛穴から体内に侵入することで、感染症やその他の病気を引き起こす可能性があるのです。

鼻毛脱毛によって引き起こされる可能性のある病気は?

では、鼻から細菌が侵入するとどのような病気が引き起こされる可能性があるのでしょうか。

ここではいくつかの具体例をご紹介します。

インフルエンザなどの感染症

体内に細菌が侵入することで、さまざまな感染症を引き起こす原因となることがあります。

例えば、インフルエンザを始めとする様々な感染症がその一例として挙げられます。

毛嚢炎(もうのうえん)

毛嚢炎は、毛根を包む毛包に細菌が入り込むことで炎症を引き起こす病気です。

ただし、この病気は鼻水が原因となるだけでなく、

脱毛時に使用するピンセットが不衛生である場合にも発症する可能性があります。

ドライノーズ

ドライノーズ(乾燥性鼻炎)は、鼻の粘膜が乾燥してカサカサした状態のことを指します。

この状態により、鼻がムズムズしたり、鼻水は出ないのに鼻をかみたくなるといった症状が現れることがあります。

特にワックスを使った脱毛の場合、引き抜く際に皮膚の角質も一緒に剥がれてしまうことがあるため、

その結果、皮膚のバリア機能が損なわれてしまい、症状が現れることがあります。

ドライノーズが進行すると、出血や炎症を引き起こす原因にもつながります。

ここまでご紹介した病気はあくまで一例であり、

このような病気や症状の発現を未然に防ぐためにも、鼻毛脱毛を行っている方はその方法を見直すことを検討した方が良いかもしれません。

鼻毛脱毛の代替手段は?

鼻毛脱毛が危険であることを説明しました。

ですが、だからといって鼻毛の処理をしないのは、身だしなみとしては好ましくありません。

では、どのような対策を講じればよいのでしょうか。

その答えは、脱毛ではなくカットにとどめることにあります。

鼻毛は、鼻の手前の部分だけを整えておけば十分です。

そうすることで、他人に見られる心配もなく、指摘されることも少なくなります。

ただし、注意が必要なのは、不衛生なハサミなどを使用しないことです。

使用前後には必ず消毒を行い、常に衛生面に気を配ることを怠らないようにしましょう。

まとめ

この記事では、鼻毛脱毛が危険である理由について詳しく解説しました。

脱毛は一度行うとクセになり、気持ちが良いと感じることもあるかもしれません。

しかし、それが原因で深刻な病気にかかってしまう可能性があることを理解していただけたのではないでしょうか。

ぜひ今回の記事を参考に、鼻毛脱毛は控え、鼻の手前部分だけを適切に処理するよう心掛けてください。

あなたの日常の身だしなみを見直すきっかけとして、ぜひ活用していただければと思います。

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