買ってはいけない?ツインバードDR-E216Bレビュー

買ってはいけない?ツインバードDR-E216Bレビュー

高機能オーブンレンジでムラなく温める—ツインバード DR-E216B レビュー

キッチンの相棒として長く使える機能性を備えたこの機種は、16リットルの容量とフラットな庫内設計が特徴です。重量センサーや湿度センサーに比べて精度の高い、赤外線センサーを搭載しており、食材の表面温度を検知してムラなく温めます。

日常の使い勝手として嬉しいのは、自動メニュー機能の存在です。オーブンモードグリルモードを組み合わせることで、食材のタイプに応じて最適な状態を目指してくれます。赤外線センサーが表面温度を測定することで、時間や出力を細かく設定しなくても、適温をキープしてくれます。

朝のトーストから趣味のお菓子作りまで対応できる汎用性も魅力のひとつです。40℃発酵モードにも対応しており、パンづくりにも挑戦しやすいのがうれしいポイントです。パンだけでなく、ケーキ作りの際の低温保温にも活躍します。

「レンジ」の基本機能も使い勝手が良く、出力と時間を細かく設定したいときにはレンジモードで簡単に調整できます。加熱状況が不安定な場合でも、自動メニューが補助してくれるので、失敗のリスクが減ります。

庫内が庫内フラットなのは日々の清掃のしやすさにも直結します。お手入れは拭くだけで済み、複雑な溝や段差が少ないため、汚れがたまる場所が少ないのが特徴です。さらに、スペース的にも大きなお弁当の出し入れが楽で、作業のストレスが減ります。

ただし、すべてが完璧というわけではありません。大型の耐熱皿を頻繁に使う場合、フラット庫内の形状ゆえに高さのある皿が干渉することがあります。オーブンモードとグリルモードの使い分けは直感的ですが、初期設定のまま使い始めると温度ムラが生じる場合もあり得ます。また、取扱説明書に少しの慣れが必要な場面もあるため、初回のセットアップには少し時間を割くと良いでしょう。

総じて、このツインバードのオーブンレンジは「手軽に美味しく、幅広い用途で使える」点が魅力です。日常のモノづくりを楽しみたい方、パンづくりにも挑戦してみたい方には特におすすめできます。難点としては容量に対して高さのある器を頻繁に使う人には向かないかもしれませんが、それ以外のシーンでは非常に使い勝手が良いと感じました。

使い方のコツとしては、庫内をあらかじめ軽く拭いておくと、熱のムラを抑えられます。特に低温のパン作りでは、予熱を少し多めにとるなど、初期設定を微調整するとより安定します。

総括として、赤外線センサー搭載の高い温度管理性能と、オーブンモードグリルモードの柔軟性を組み合わせた使い勝手は、忙しい現代のキッチンに最適です。普段使いから趣味の料理まで幅広くサポートしてくれるため、購入を検討している方には強くおすすめします。

評価項目評価
デザイン★★★★☆
機能性★★★★☆
価格満足度★★★☆☆
総合評価★★★★☆
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